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上水道事業の概要
上水道事業の沿革

上水道の創設期

水道局外観 本市の上水道事業は、軍需工場として平田町などに開設された海軍工廠などの軍事関係施設に、給水するための水を確保するため、昭和18年に鈴鹿川右岸4カ所に深さ100〜150mの井戸を水源として設けられた施設を、昭和22年9月に大蔵省から一時無償使用許可を得て給水を開始したのが始まりです。当時の水道施設は、海軍工廠と工廠住宅約800世帯に限られたもので給水栓も300程度でした。

 上水道創設事業は、海軍工廠の水道施設の拡充を基本とし、市内中央地域を上水道区域に、その周辺を簡易水道地域とする構想をもとに市内一円に水道を普及させようと、昭和25年から10ケ年継続事業で開始されましたが、上水道の給水拡張地域は、神戸一円および白子、玉垣、若松、庄野、平田町一帯で計画給水人口40,000人に対して一日最大給水6,000m3を供給しようとするもので、ここに上水道の誕生をみるに至りました。

拡張事業計画

○第1期拡張事業計画(昭和33年)
○第2期拡張事業計画(昭和44年)
○第3期拡張事業計画(昭和50年)
○第4期拡張事業計画(平成3年)
○第5期拡張事業計画(平成12年)と拡張の歴史を重ね、現在は第5期拡張(変更)事業計画を実施中です。

 これは平成12年度より第5期拡張事業を実施して約10年が経過しましたが、この間に社会情勢のさらなる変化により本市の人口はゆるやかに増加しているものの、需要水量の減少が進み、第5期拡張事業の当初計画との整合がとれなくなってきたため、平成20年度に向こう10年間の推計を行い、第5期拡張(変更)事業計画として平成21年3月5日に、厚生労働省より計画給水人口20万7,400人、1日最大給水量9万5,400m3、総事業費約182億円の規模で認可を得て、平成30年度を目標に策定されました。

この第5期拡張(変更)事業計画の内容としては、

  1. 水源水量の過不足
    将来の推計によると、配水ブロックによっては水量が不足する箇所が見られるため、配水ブロックの再構築を行うとともに、長良川河口堰を水源とする北中勢水道用水供給事業(第2次拡張事業)から1日に2,200m3を受水することにより、西部地域の給水の安定性を確保します。
  2. 水源水質への対応
    一部の水源においてマンガン濃度が高い傾向が見られるため、徐マンガン設備などを導入し、赤水対策を行います。
  3. 配水管圧力不足への対応
    配水ブロックの切替え・配水管の増強・増圧ポンプの設置などの施策を組み合わせ、圧力が不足する地域に対応していきます。
  4. 配水池容量の不足
    現行の形態で計画水量を配水する場合、容量が不足する配水池があるため、配水ブロックの切り替えによる負荷の軽減や配水池の新設などにより、配水池容量不足に対応していきます。
  5. 基幹施設の耐震化
    基幹施設である送水場及び配水池に対して耐震判断を実施し、今後予想される東海・東南海・南海地震に備えるべく必要な対策を実施し、耐震化を進めていきます。

 以上を大きな柱として、皆さんに安心・安全な水を届けられるよう水道局一丸となって努力していきます。