わが家の防災

●●●土砂災害への備え



■ 土砂災害への備え

 東南海地震が起きた時、都市部の災害は恐ろしいものですが、内陸部の山間地でも土砂災害が発生し危険な状態になります。土砂災害は大雨が原因のように思われがちですが、阪神・淡路大震災で発生した崖崩れ・山崩れは約450箇所を記録しています。山間地は東南海地震などに備えた対策が求められています。

土砂災害の危険
 山間地を襲う主な土砂災害は「崖崩れ」『土石流』『地すべり』の3つがあります。これらの多くは台風などの大雨や長雨によって雨水が地下に浸透して土砂の強度が弱くなって起こりますが、地震によって岩盤などが破壊されて起こる場合もあります。特に地震後に雨が降ると地盤に雨水が浸透し地盤の強度はさらに弱まり災害が大きくなります。










 わが国でもっとも件数の多い土砂災害。地面にしみ込んだ雨水によって弱くなった崖地や斜面が突然崩れ落ちるため、逃げおくれる人も多く、被害が大きくなります。 イラスト:崖崩れ<斜面崩壊>






崖から出る水が濁る。
地下水や湧き水が止まる。
斜面がひび割れたり膨張する。
小石がパラパラと落ちてくる。




 山腹の谷や斜面にたまった土砂や石などが、大雨による水とともに一気に流れ出して起こります。流れる速度が早く、破壊力も大きいため、谷から数キロにわたり大きな被害をもたらします。 イラスト:土石流






山鳴りがする。
雨が降り続いているのに川の水位が下がる。(土砂が詰まって川の水が一時的にせき止められるから)
川が濁ったり、流木が流れてくる。地すべり





 粘土などすべりやすい層の上にある斜面が、しみ込んだ雨水の影響などでゆっくり動き出す現象です。一度に広い範囲が動くため、大きな被害をもたらします。 イラスト:地すべり







地面にひび割れやずれができる。
井戸や沢の水がにごる。
斜面やがけから水が吹き出す。

土砂災害から身を守るには

○住まいや通勤・通学路が土砂災害の危険地域であるか行政に確認しておきましょう。
○行政や自主防災組織など地区の防災体制を調べておきましょう。
○避難場所や避難路など前もって調べておきましょう。
○土砂災害が起きやすい場所や条件などの知識を勉強しておきましょう。
○家族や近所、地域の人たちと一緒に防災対策を普段から話し合いましょう。