わが家の防災

●●●地震の揺れと被害想定



■ 地震の揺れと被害想定

 地震の揺れの強さは震源域から遠く離れるに従って小さくなります。これを地震動の距離衰退ということがあります。しかし、地震の揺れの強さは震源からの距離だけでなく地域の地盤の影響も受けています。
 下記の震度階級は気象庁の説明に基づいています。このような状況になったときに危険から身を守るためにも普段から家具の転倒防止や、家屋の補強などを行っておく必要があります。

震度0 震度1 震度2 震度3 震度4
人体には感じないが、地震計は感じる。 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 屋内にいる人の多くが揺れを感じ、電灯など吊り下げたものがわずかに揺れる。 屋内にいる人の中で恐怖感を感じる人もいる。
家屋や食器棚、木々が揺れる。
眠っている人のほとんどが目を覚ます。花瓶などが倒れる。電線が大きく揺れる。
震度5弱
(4.5以上〜5未満)

多くの人が危険を感じる。
食器類が落ち家具が移動する。窓ガラスが割れる。耐震性の低い住宅の壁が破損したりする。

 
震度5強
(5以上〜5.5未満)

非常な恐怖を感じる。テレビが台から落ち、タンスなどの重い家具が倒れることもある。耐震性の低い建物の柱に亀裂が走る。
東海地震発生時(鈴鹿市)
震度6弱
(5.5以上〜6未満)

立っていることが困難になる。耐震性の低い建物では壁、柱が破損する。
東南海・南海地震発生時(鈴鹿市)
震度6強
(6以上〜6.5未満)

立っていることができず、這わないと動くことがでない。耐震性の低い建物では倒壊するものが多い。
東南海・南海地震が連動時(鈴鹿市の一部)
震度7

揺れに翻弄され、自分の意志で行動できないほど危険。耐震性の高い建物でも傾いたり大きく破損する。

 
※赤文字の東海・東南海地震の震度は鈴鹿市でのものです。

地震の震度とマグニチュードについて

 地震が発生すると震度とマグニチュードが発せられます。数字が似通っているため混同する場合があります。震度とは各地の揺れの大きさを示すもので、震度は一つの地震に対して震度の計測地点分だけあります。以前は、体感震度といって気象庁の観測員が感じた揺れで震度を決めていましたが、現在は震度計で判断しています。
 一方マグニチュードは揺れをもたらす根本の現象である岩盤のずれの大きさを示しています。従って、マグニチュードは一つだけです。マグニチュードは1935年にアメリカの地震学者リヒターによって定義されました。マグニチュード7.0の地震で放出されるエネルギーは広島に落とされた原爆約45個分に相当すると言われています。またマグニチュードが1上がるとエネルギーは約30倍放出されます。中地震は5〜7で大地震は7〜8。それ以上は巨大地震と呼んでいます。