記者会見資料

●●●[臨時16/02/12]平成28年度予算案及び予算編成方針


 
 平成28年度の予算編成にあたりましては、新たに策定する「鈴鹿市総合計画2023」の初年度の予算として、計画に掲げる「めざすべき都市の状態」を実現するための具体的手段である実行計画の編成と連動しながら予算編成を行いました。

 それでは、予算編成の前提となります市税収入や財政需要の見込みについて、申し上げます。

 まず、市税収入についてでございますが、市内企業の業績回復などにより、市民税の個人分において、緩やかな個人所得の伸びは期待できるものの、生産年齢人口の減少の影響もあり、ほぼ前年と同程度と見込んでおります。
 法人分におきましては、平成26年10月に実施された税率引き下げの影響が現事業年度分において、本格化することにより、前年度から減額を見込んでおり、市税全体では、前年度をやや下回る額を見込んでおります。
 また、地方消費税交付金につきましては、個人消費の順調な回復により増額が見込まれますことなどから、一般財源全体としては、前年度より微増と見込んでおります。

 一方、歳出につきましては、年金生活者等への支援臨時福祉給付金や子ども子育て支援に係る経費、障がい者の自立支援に係る経費が増加しており、社会保障関係経費などの財政需要は、引き続き高い水準で推移するものと見込んでおります。
 このような状況の中、総合計画の前期基本計画期間内におきまして、特に重点的に取り組む分野に該当する事業を重点戦略事業と位置づけ、政策的協議を重ねながら事業選択を行い、編成作業を進めてまいりました。
 編成するに当たりましては、財政調整基金を活用しつつ、また、臨時財政対策債の発行に替えて減債基金を活用することで、市債残高を抑制し、将来の財政負担にも配慮した予算としております。

 以上のことを踏まえまして、編成いたしました平成28年度の当初予算の概要についてでございますが、予算規模につきましては、一般会計は、総額620億3、000万円で、前年度に比べて、21億8、000万円、3.6%の増でございます。
 前年度当初予算は骨格的予算として編成いたしましたことから、6月補正後の606億7、078万円と比べますと、13億5、922万円、2.2%の増となります。

 主な事業を、「鈴鹿市総合計画2023」の基本構想に掲げた「新たなまちづくりの柱」別に申し上げますと、

 まず、1つ目のまちづくりの柱「大切な命と暮らしを守るまち すずか」では、
○ 消防署鈴峰分署に配備予定のCAFS(キャフス)(圧縮空気泡消火装置)搭載の災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車購入費、
○ 若松小学校の屋上を避難スペースとして活用するため、外付け階段及び屋上用転落防止フェンスを設置する整備費
でございます。

 次に、2つ目のまちづくりの柱「子どもの未来を創り豊かな文化を育むまち すずか」では、
○ 平成29年2月から12月までの期間に、市民会館の吊り天井耐震改修工事等を行うための経費
○ 市立体育館のアリーナや照明、バリアフリー化等の改修に向けて、基礎調査及び実施設計を行うための経費
○ 就学前から、集団適応に困難を抱える児童の早期発見、早期支援を行うための集団適応検診事業費、
○ 私立幼稚園が平成29年度から幼保連携型認定こども園に移行するために行う施設整備費の一部を補助する経費、
○ 国府小学校区放課後児童クラブ「ゆいまぁる」の施設整備費、
○ 西条保育所を新築移転し、子育ての拠点施設として整備するための基本設計に係る経費、
○ 小・中学校の適正規模、適正配置を検討するために、児童生徒数の中長期的推移を調査するための経費、
○ 小・中学校の普通教室等への空調設備整備に係る導入可能性等を調査するための経費、
を計上しています。

 次に、3つ目のまちづくりの柱「みんなが輝き健康で笑顔があふれるまち すずか」では、
○ 子ども医療費につきまして、中学生の通院分に係る自己負担額への助成対象の拡大、及び、3歳未満の乳幼児医療費の現物給付化に向けた準備のための経費、
○ ロタウイルスワクチンの接種費用の助成を新たに実施するための経費、
でございます。

 次に、4つ目のまちづくりの柱「自然と共生し快適な生活環境をつくるまち すずか」では、
○ 斎苑の長寿命化構想を含めた建設計画のための
基本構想策定経費、
○ 天名地区公共施設一体整備に関する経費、
○ 道路、河川等の改良費等
でございます。

 次に、5つ目のまちづくりの柱「活力ある産業が育ちにぎわいと交流が生まれるまち すずか」では、
○ FCV(燃料電池自動車)のリース料
○ 水素ステーションの設置費
○ (仮称)鈴鹿PAスマートIC周辺の土地区画整理事業についての調査・設計業務等
でございます。

 最後に、自治体経営の柱「市民力、行政力の向上のために」では、
○ 地方創生総合戦略、政策創造、総合計画、すずか応援寄附金、公共施設マネジメント、地域づくり、女性活躍、
をそれぞれ推進するための経費を計上しております。

 特別会計につきましては、総額は、267億3、644万4千円で、前年度に比べ、19億6、295万5千円、7.9%の増でございます。
 医療費の伸び等によりまして、国民健康保険の保険給付費や後期高齢者の医療費が伸びたことにより、大きく増加しております。
 水道事業会計は、65億5、500万円で前年度予算には、平野送水場の更新や国府第2配水池の建設費用が計上されていたことなどの要因により、前年度に比べ、25億9、200万円、28.3%の大幅な減となっております。
 下水道事業会計は、120億 339万5千円で庁舎建設の完了や農業集落排水事業の三宅・徳居地区の整備が完了したことなどにより、前年度に比べ、8億3、167万5千円、6.5%の減となっております。
 平成28年度の全会計を合わせますと、1、073億2、483万9千円で、前年度に比べて7億1、928万円、0.7%の増でございます。

 以上が、平成28年度の予算の概要でございます。
 
財政課

配布資料〔PDF/4.05MB〕