記者会見資料

●●●[臨時15/02/12]平成27年度予算案及び予算編成方針


 私は、平成23年4月に市長に就任して以降、4年間にわたり、市政の運営を担ってまいりました。この間、社会経済状況が激しく移り変わっていく中で、将来に向けて 持続可能な都市・鈴鹿を創りあげていくために、中長期的な視点に立って施策を進めてまいりました。

 平成27年度の予算編成にあたりましては、4月に統一地方選挙が実施されることから、一般会計予算につきましては、現状の市民サービスを停滞・低下させないように配慮しながら、義務的・経常的な行政経費と継続事業に係る投資的経費を中心とした骨格的予算として編成をいたしました。
 なお、特別会計と水道・下水道事業会計につきましては、通常予算として編成しております。

 それでは、予算編成の前提となります市税収入や財政需要の見込みについて申し上げます。

 まず、市税収入についてでございますが、市内企業の業績回復などにより、市民税については、個人分において、緩やかな個人所得の伸びは見込まれるものの、生産年齢人口の減少の影響から減額を見込んでおり、法人分においても、平成26年10月に実施された税率引き下げの影響を受け、前年度から微減と見込んでおります。
 固定資産税については、企業の設備投資による償却資産分の増額は見込めるものの、土地・家屋分については減額となる見込みで、固定資産税についても、微減と見込んでおります。
 市税全体としましては、前年度をやや下回る額を見込んでいます。
また、平成26年4月の消費税率の引き上げを反映した地方消費税交付金の交付額につきましては、平成27年度から平年ベースでの交付となり、大幅な増額が見込まれますが、繰入金を除いた一般財源全体としては、
前年度とほぼ同額と見込んでいます。

 一方、歳出につきましては、平田野中学校の移転や第二学校給食センターの整備が完了したこと、防災機能を備えた「桜の森公園」が開園すること、また、骨格的予算として編成したことなどによりまして、普通建設事業費が大幅な減額となっております。
 しかしながら、子ども子育て支援や障がい者の自立支援に係る社会保障関係経費などの財政需要につきましては、引き続き高い水準で推移すると見込んでいます。
 このような状況の中、「防災・減災」、「市民サービスの向上」、「産業振興」を念頭におきまして、一部の事業については、国の平成26年度補正予算に併せ、前倒しで計上することを予定し、また、財政調整基金を活用することで、できる限り市債を抑制するなど、将来の財政負担に配慮した予算編成を行いました。

 以上のことを踏まえまして、編成いたしました平成27年度の当初予算の概要についてでございますが、予算規模につきましては、一般会計は、総額598億5,000万円で、前年度に比べて、29億6,800万円、4.7%の減でございます。過去の骨格的予算と比較いたしましても、大きな減額幅となっております。

 骨格的予算編成としたことで、政策的判断が必要な経費や新規事業については、計上いたしておりませんが、主な事業を申し上げますと、ハード事業の金額の大きなものでは、消防救急無線デジタル化整備費、稲生小学校の施設整備費、栄公民館の移転改築など、また、新たな取り組みでは、白子漁港防潮施設の整備事業費や放課後児童健全育成施設整備費において、国府地区・ゆいまぁる の設計などが挙げられます。
 ソフト事業につきましての新たな取り組みは、生活困窮者自立支援事業費、子どもと親の居場所づくり事業費 及び図書館分館の管理運営費、また、みえ森と緑の県民税市町交付金を活用しての緑の森づくり事業費、木の薫る心やすらぐ空間づくり事業費などがございます。
 骨格的予算ではありますが、特に市長就任以来、力を入れてまいりました「防災・減災」に関しましては、若松小学校の屋上への外付け階段や屋上フェンス等、津波からの緊急避難に必要な施設整備のための調査設計経費、新しく整備いたしました「桜の森公園」については、防災公園として要援護者用トイレやテントを配備し、防災機能を充実させる経費、千代崎中学校屋内運動場のつり天井・アリーナの改修、白鳥中学校武道場のつり天井の改修経費などを計上しました。
全小・中学校の屋内運動場等のつり天井等の改修については、平成27年度で完了の予定でございます。
 他にも、白子漁港防潮施設設置工事、矢橋肥田高架橋耐震補強工事、西部体育館つり天井改修の実施設計や神戸分団車庫待機所の建替え工事に着手するなど、防災・減災事業を進めてまいります。
 「市民サービスの向上」に関しましては、江島カルチャーセンターを図書館の分館と位置づけ、児童図書館の核としての運営を行い、充実を図ります。
 また、生活困窮者に対する自立支援事業や子どもと親の居場所づくり事業など、きめ細かなサービスの向上を図ってまいります。
 「産業振興」に関しましては、モノづくり元気企業支援事業などの産業振興施策を継続するとともに、アジアのホテルコンシェルジュが一堂に集う場において、鈴鹿市の伝統産業である「伊勢型紙」と「鈴鹿墨」をPRし、世界へ発信する機会を創出したり、モータースポーツ啓発事業として、市民がモータースポーツを知り、触れることができる機会を創出したりするなど、産業振興につながる取り組みを進めてまいります。

 特別会計につきましては、総額は、247億7,348万9千円で、前年度に比べ、1億1,683万8千円、0.5%の増でございます。
 水道事業会計は、91億4,700万円で平野送水場施設整備工事費や国府第2配水池新設工事費の増などにより、前年度に比べ、7億9,800万円、9.6%の増となっております。
 下水道事業会計は、128億3,507万円で渚雨水ポンプ場建設や庁舎建設事業費の増などにより、前年度に比べ、16億7,705万3千円、15.0%の増となっております。

 平成27年度の全会計を合わせますと、1,066億555万9千円で、前年度に比べて3億7,610万9千円、0.4%の減でございます。
 以上が、平成27年度の予算の概要でございます。
 
財政課

配布資料〔PDF/3.17MB〕