記者会見資料

●●●[定例14/01/09]平成26年の年頭に当たって


 
 明けましておめでとうございます。
 皆さまには、健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
 平成26年の年頭にあたりまして、今年の抱負を申し上げたいと思います。

 地方自治体を取り巻く社会経済情勢は、少子高齢化、低成長の経済など、厳しい状況が続いております。
 景気については、本市で生産している自動車の売れ行きも好調で、ここのところ回復基調が確かなものとなってきた感もございます。
 しかし、この4月には消費税率の引き上げを控え、景気の下振れリスクが懸念されるなど、先行きの情勢は不透明です。
 このように本市を取り巻く情勢がめまぐるしく変化している中におきましても、すべての取り組みが成果を上げていけるよう、特に、今年は、午年(うまどし)ですので、明るい未来を見据えて目標に向かって駆け上がる一年と位置づけ、スピード感を持って市政運営に臨んでいきたいと考えています。

 そして、私は、鈴鹿のまちづくりにおいて、何よりもまちづくりの主役である市民の皆様との連携が欠かせないと考えております。
 このため、現在、「鈴鹿市まちづくり基本条例」の理念に沿って、市民参加型のまちづくりが積極的に推進されるための新しい仕組みづくりを検討しているところです。鈴鹿市民の総力を発揮して未来を築いていく、そんなまちづくりを行っていけるような仕組みを築いていきたいと考えております。

 それでは、重点的に取り組む分野に関しまして、順次、申し上げます。

 まず、産業振興でございます。
 本市には、自動車産業をはじめ幅広い業種の企業が立地し、かつ、これら企業は高い技術力を有していることから、「ものづくりのまち」としての高いポテンシャルがあるといえます。
 このため、農水産品生産者、関連事業者等が行う市内農水産品等を活用した新商品開発、販路拡大への支援としてメイドインSUZUKA応援事業を実施するなど産業振興に引き続き取り組んでまいります。
 また、2月末には、誘致の段階から私自身も積極的に関わってきましたエアドーム型ハウスを利用した水耕栽培施設が広瀬町地内で開所を迎える予定です。新しい農業のビジネスモデルになる可能性を秘めた施設が稼動することを非常にうれしく思いますし、更なる事業拡大を期待しているところです。
 このほか、みえライフイノベーション総合特区、及び、アジアNO.1航空宇宙産業クラスター形成特区という2つの特区に指定されており、さらなる産業創出につなげられるよう連携を図っていきたいと考えております。

 次に、都市基盤整備でございます。
 本市の場合、特に高速道路網へのアクセス改善は、市民の皆様の生活や産業振興にも大きく貢献すると考えられます。
 このため、地域高規格道路である鈴鹿亀山道路の都市計画決定に向けた取り組みや汲川原橋徳田線など市の主要幹線道路の整備を行うなど、道路ネットワークの形成に努めてまいります。
 これまで工事を進めてきました中勢バイパス5工区(1.8km)につきましてはこの3月に供用開始を予定しております。当初より1年早く完成する見込みとなったことを、大変うれしく感じております。
 また、近鉄伊勢若松駅のバリアフリー化につきましては、三重県のご協力を得て、昨年12月に近畿日本鉄道から国土交通省に事業申請を行ったところでございます。今後は、国会で予算化されることを期待しております。
 このほか、 現在、玉垣・白子地区で整備中の鈴鹿市防災公園の名称を公募したところ「桜の森公園」に決定いたしました。以前から桜の名所として知られておりましたので、さらに皆さんに親しまれる場所になることを期待し、平成27年度のオープンを目指して、整備を進めてまいります。

 さらに、鈴鹿を訪れたいと思われるように、鈴鹿市が様々な場面で選択されるための取り組み、いわゆるシティセールス活動や観光振興を引き続き推進します。
 例えば、昨年は、鈴鹿抹茶を原料とした製品が多く作られ、さらに全国展開につながったものもありました。鈴鹿がお茶の生産地であることは、まだまだ知られていないので、お茶どころ「鈴鹿」がどんどん発信できるようシティセールスを行ってまいります。
 このほかにも、海や山の恵み、伝統的工芸品等他にも多くの魅力を抱える鈴鹿市ですので、関係者の皆さまとも連携を強めながら、都市イメージキャッチコピーの、「さぁ、きっともっと鈴鹿。海あり、山あり、匠の技あり」を活用し、積極的に情報発信を行っていきます。

 そして、子どもからご高齢の方まで安心して、かつ健康で文化的な生活を送り、笑顔があふれるまちとなるように、教育、福祉、文化及びスポーツ振興にも引き続き力を入れていきたいと考えています。

 教育に関しましては、平成27年度の中学校給食の実現に向けましていよいよ1月から第二学校給食センターの建築工事に着手いたします。
 また、小中学校の屋内運動場のうち、吊り天井の改修が課題でありました5校について、実施設計を進めておりまして、平成26年度以降、順次改修工事に取り掛かり、学びのための環境整備を行ってまいります。

 福祉に関しましては、昨年8月に開催しました障がい者のための就労マルシェが大変好評だったこともあり、今年も障がい者の雇用率がアップするように支援をしてまいりたいと考えております。

 子育てに関しましては、引き続き待機児童ゼロを維持するようお母さん方の働く環境を整えてまいります。

 スポーツに関しましては、平成33年の国民体育大会において、ソフトテニスが本市で開催されることが決定しておりますが、本市の持つスポーツ施設の特長を生かしながら他の競技の招致活動にも励んでまいりたいと考えております。

 男女共同参画の関係については、今年も女性市長の立場で政治、経済、労働、防災、コミュニティなどあらゆる場面において、女性が今以上に意思決定の場に参画する仕組みを作り、意識改革を進められるように頑張ってまいります。

 最後に、まちづくりの基本である市民の皆様の生命や財産の安全、安心についてお話します。
 昨年は台風により甚大な被害が国内外で発生しました。このように大規模な自然災害に対する備えは、ますます重要となってまいります。本市では、昨年5月に国土交通省三重河川国道事務所と、「映像情報の提供に関する協定」を締結し、鈴鹿川の各所に設置された監視カメラ(CCTV)の映像により、大雨災害時の状況をリアルタイムに把握することが可能になりました。河川の水位や状況変化を常に把握することで、的確かつ適切なタイミングで避難準備情報等を発信し、市民の皆様が自らの命を守る行動を迅速にとれるような、安全、安心のための体制づくりを行ってまいります。

 この他にも、さまざまな事業を展開してまいります。そして、そのような情報を市民の皆様にわかりやすく提供できるよう努めてまいりたいと考えています。

 以上、簡単ではございますが、平成26年の年頭に当たりまして、私の考え方を申し上げさせていただきました。本年も、鈴鹿市がさらに発展し続けることができますように、皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
 
秘書課