記者会見資料

●●●[定例13/05/24]水素供給設備(水素ステーション)の誘致について


 
 国では、低炭素社会の実現に向けて水素エネルギーの利用拡大に向けた取り組みを進めておりますが、このたび、燃料電池自動車の2015年からの普及開始に向け、水素供給インフラの整備に対し、施設整備推進を目的とする補助金が新設されました。

 また、民間事業者におきましては、自動車メーカー及び水素供給事業者13社が、燃料電池自動車の国内市場への導入及び水素供給インフラの普及に向けて共同で取り組むことを表明しており、2015年から燃料電池自動車を市場に導入することや、それに先立ち全国に100箇所程度の水素ステーションを整備することになっています。

 さて私は、情報化社会、経済のグローバル化が進展し、「地域間競争」が激しくなる中で、鈴鹿市独自の魅力を向上させることができ、他地域との差別化を図り、地域としての活力を向上させることが必要と考えています。

 水素ステーションは、石油会社やガス会社などのエネルギー事業者が国の補助金を活用しながら行うことから、すぐに多くの施設が整備される状況ではなく、県内では1箇所程度の整備と予想されております。
 鈴鹿市においては、こうした国の取り組みに賛同し、次世代自動車の普及、エネルギー供給源の多様化に向けての取り組みを推進するため、水素ステーションをその1箇所として鈴鹿市内に整備されるよう、積極的に誘致していきます。

 鈴鹿市では、平成30年に新名神高速道路が全線開通しスマートICが供用開始される予定であるほか、数年後には全線供用される予定の中勢バイパスや、将来事業化が見込まれる北勢バイパスの整備も進む予定であり、各地域との交通アクセス性が向上し、鈴鹿市が地域的に重要な位置になると考えます。

 また、鈴鹿市は自動車レースの最高峰「F1」をはじめ、数多くの国際的なレースが開催される「モータースポーツのまち」として国内はもとより、広く世界の人々が鈴鹿市に訪れるまちであるとともに、自動車産業のまちでもあります。
そういった状況の中、水素ステーションが整備されることにより、鈴鹿市が物流や観光などを展開できる活力ある地域になると考えます。

 また、昨今のエネルギー課題を解決するため、燃料電池自動車などの次世代自動車産業は今後の成長分野として市場規模は今後ますます大きくなると思われます。

 「ものづくりのまち鈴鹿」としまして、産業に厚みのある本市においては、今後成長が見込まれる次世代自動車産業の振興を図っていくことが、更に産業の集積を図ることに繋がり、また、生活インフラの充実することで、都市的魅力の向上につながり、他都市との差別化が図られると考えています。

 さらに、鈴鹿市に事業所を有する燃料電池自動車を開発している事業者の側面的な支援になることから、水素ステーションの誘致に取り組むことにいたしました。

 誘致にあたりましては、鈴鹿市に水素ステーションが先駆的に整備されるよう、本市による「施設設置奨励金」と「用地取得助成金」の奨励制度の創設を予定しています。

 「施設設置奨励金」は、施設に賦課される固定資産税を納付額に応じ5年間にわたり交付するもので、  「用地取得助成金」は、整備のために購入された用地取得費の5%、上限1千万円を5年間に分割交付するものを見込んでおり、こうしたことで積極的に水素ステーションを誘致していきたいと考えています。
 
産業政策課

配布資料〔PDF/381KB〕