記者会見資料

●●●[定例14/01/11]平成24年の年頭に当たって


会見を行う末松市長
 
 新年明けましておめでとうございます。記者クラブの皆さまと市民の皆さまには、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、謹んでお慶びを申し上げます。

 さて、私が市長に就任してから8ヶ月が経過いたしました。就任以来、元気で魅力あふれるまちづくりの実現に向けて邁進してきましたが、本年も、私の持ち味を活かしながら、前向きな市政運営を進めてまいる所存です。現在、本市では、この4月からスタートする第3期行財政経営計画の策定を進めています。この計画では、6つの分野を戦略的事業に位置付けています。その分野ごとに、今後の市政運営に対する私の考えをお話しします。

 まず、「防災・減災」です。私自身、東日本大震災の被災地を目の当たりにし、災害を未然に防ぐ対策はもちろん必要ですが、被害を完全に防ぐことは非常に困難なことであることを痛感しました。そのことから、被害を最小限に食い止めるための「減災」の取組を進めることが重要だと考えています。公共施設の耐震化を進めるハード整備に加え、避難指示などの緊急情報を瞬時に市民に提供する情報伝達システムの整備、電柱を利用した避難誘導看板の設置、避難ビル協定の締結推進や、自主防災組織育成など、減災に向けた自助共助を支援するソフト対策の充実も図っていきます。

 2つ目は「子育て・子育ちの支援」です。本市では、次の時代を担う子どもたちが健やかに生まれ、成長できる環境づくりを支援する取組に力を入れており、この1月からは中学生の入院に対して、4月からは小学生の通院に対して、それぞれ助成の範囲を拡大し無料化を図ってまいります。子どもを産み、育てやすい地域社会を作りつつ、子育て世代の経済的・精神的な負担の軽減を図り、安心して子育てができる環境づくりを進めてまいります。

 3つ目は「幹線道路などの社会資本の整備」です。幹線道路は、安全・安心な市民生活を守る上で、最も基本的な社会資本と考えていますので、その機能の一層の向上を図りながら整備に努めたいと考えています。一方で、生活道路の整備や、グリーン帯による歩行者及び自転車の安全確保、集中豪雨対策としての河川改良事業、下水道事業を推進していきます。さらに、農林水産業の基盤となる事業の推進や、白子駅前広場整備などの都市基盤整備も進めてまいります。

 4つ目は、「ものづくり産業の支援と地産地消の進展」です。「ものづくり」を根幹で支える中小企業の支援の充実に努めていきたいと考えています。また、消費者と生産者の『顔が見え、話ができる』関係を保ちながら、地産地消、地域農業の維持を図っていきたいと考えています。

 5つ目は「市民の健康づくりの支援」です。市民一人ひとりが取り組む健康づくりや、家庭や地域、行政など社会全体で支援する仕組みを充実していきたいと考えています。予防接種、各種検診事業の充実や、啓発の充実などに取り組んでいきます。また、救急医療についても、市民の皆さんに安心して医療を受けていただけるような取組を一層進めていきます。

 6つ目が「地域づくりの支援」です。「自分達のまちは自分達がつくる」という理念のもと、だれもが住みたい、暮らしたいと思えるようなちづくりに向けて、市民と行政がより良いパートナーとして、お互いの知恵と力を出し合いながら、協働でまちづくりを進めていきます。

 このほかにも、モータースポーツの振興や、物産・観光資源を活用したシティセールスの推進など、国内外に向けて「元気なすずか」を発信していきたいと考えています。また、今年、本市は市制施行70周年という記念すべき年を迎えました。新生SUZUKA発進!というキャッチフレーズの下、既にいくつかの取組やイベントも準備が進んでいます。これらの記念事業を、一過性のものではなく、今後の地域づくりにつながるような取り組みにしていきたいと考えています。これまで築き上げた鈴鹿の良さを、さらに未来に向けて広げていくことができるよう、職員ともども一丸となって取り組んでまいりますので、市民の皆さまのより一層のご支援とご協力をお願いいたします。

 なお、仕事初めの4日には、職員に対し、今年が重要な年になること、飛躍の年になることを訓示しました。私としましても、市民にとって分かりやすい、目に見える行政をめざし、情報発信に努めてまいる所存です。鈴鹿市政記者クラブの皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。
 
秘書課