市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング

●●●第1回「牧田地区地域づくり協議会」


■とき 平成26年7月9日(水曜日)19時〜21時
■ところ 牧田コミュニティセンター
■参加者 牧田地区地域づくり協議会 19人(男性17人、女性2人)、市長、生活安全部長、その他関係市職員
【今回のミーティングで出た主な意見】
・地域づくり組織の在り方について
・地域組織体制の強化について
・財源の確保について
・前川定五郎顕彰事業について
・公民館建設整備について
・多文化共生事業の推進について
・地域づくり活動と周辺地区との調整について
・地域づくりへの女性の参加について
・地域づくり協議会と自治会の連携について

1 開会のあいさつ(事務局)
 本日はご多忙の時間に、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加をいただきまして誠にありがとうございます。私は、本日の司会を務めさせていただきます市民対話課長の吉崎です。よろしくお願いします。  さて、この「鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましては、市長自身が最も大切に考えている対話と協働を進める上で、重要な事業として位置付けをしています。その中で、このミーティングも平成23年度から回を重ねまして、各地域の皆さま、そして各分野で活躍される団体の皆さまとの意見交換を行ってきました。本日の市長ミーティングが今年度第1回目となります。どうぞよろしくお願いします。それではまず始めに、末松市長から挨拶をさせていただきます。

2 市長あいさつ
 皆さんこんばんは。本日は、牧田地区地域づくり協議会の皆さまにご参加をいただきまして、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」を開催できますことに、感謝とお礼を申し上げます。また平素は、鈴鹿市の各般におきまして、皆さま方には本当にお世話になっていますことを、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
 私は市長に就任して以来、地域で開催される行事などへ可能な限り参加をさせていただいておりますが、このように「市長と話そう! 鈴鹿(まち)づくりミーティング」として、皆さんとの直接対話が出来る機会を持てることが一番大切であると思っています。
 以前こちらの総会にも参加させていただきましたが、活発な討議がされていました。本日も、これからのまちづくりに対して、ぜひともこれからのまちづくりに対して参考にさせていただけるような、ご意見やご提案をうかがえるのではないかと楽しみにしてまいりました。
さて、鈴鹿市では平成25年3月に、鈴鹿市というまちをイメージするキャッチコピーを作成しました。よくご存知だと思いますが、「さぁ、きっともっと鈴鹿。海あり、山あり、匠の技あり」というキャッチコピーです。このキャッチコピーの中には、鈴鹿サーキットを中心としたモータースポーツのまち、また伊勢湾から鈴鹿山系に広がる自然に恵まれたまち、そこから生まれる農水産物、伊勢型紙、鈴鹿墨の伝統産業、製造業など、ものづくりが盛んなまちをイメージする鈴鹿市にふさわしいキャッチコピーだと思います。このキャッチコピーを使いながら、この7月末も8耐に合わせてシティーセールスを行っていきます。ぜひとも、そのようなまちのイメージに近い地域づくりを進めていけるような活動を、今後も努力させていただきたいと思っています。
 また、まちづくりの基本となります「鈴鹿市まちづくり基本条例」を平成24年12月1日に施行しまして、地域コミュニティや市民活動を活性化をさせるために、地域づくり協議会などの団体活動支援や人材育成への取り組みをさらに進めるなど、みんなで協働して活力ある力強い鈴鹿市をめざす施策を積極的に推進しているところです。
 本日は、牧田地区地域づくり協議会の皆さんとともに、意見交換をさせていただきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3 参加者代表者あいさつ(※※※※様)
 本日は、牧田地区地域づくり協議会のメンバーと、いつも一緒にやっています自治会連合会の理事の方に参加していただきました。一人ずつの紹介は、前にある名札をもって代えさせていただきます。
 ご承知のとおり、2005年に牧田地区地域づくり協議会設立準備委員会を立ち上げる前に、検討委員会を立ち上げまして、まず地域課題からということで、いろいろ自治会と共に話を進めてきました。そこからスタートしたのですが、ご承知のとおり、牧田地区は戦後できたまちです。特に本田技研を始めとする大きな企業がございますし、それに伴って近鉄線の延長で、平田町駅中心に地区の外から人が集まってきて、大型店、そしてそれを取り巻く飲食店、歓楽街など、更に他都市から入ってきて、日本人人口が多いのに加えて、ブラジル、ペルー、東南アジアの方が、非常にここは住みやすいということで、日本へ来ると直接こちらへ来られた方が多かったようです。それほど平田町が有名だったと聞いています。こうして、次第に多文化共生のまちを構成してきたわけですが、そのことを考えると、これからの地域づくりというのは、そういった多様な住民の参加によって、これからのまちづくりをどうするかを話し合って進めることが何より一番だと思います。
 また、このようなまちの形態ですので、とりあえず私たちとしては、自治会と相談しながら進めていくわけですが、自治会も含めていろいろな団体について、いよいよ団塊の世代がようやく地域の役員をするようになってきました。これ自体は非常に良いことですが、残念ながら1、2年でせっかくの知識を持ちながら、どんどん交代してしまうので、自治会、地域づくりの運営にもさまざまな波紋を投げかけられています。これは、牧田地区だけではなく他の地域でも同じようなことが言えると思います。地域の役員が、地域の課題を十分解決することなく、どんどん交代してしまうというのは、継続性という面で非常に問題だと思います。また、地域活動や地域課題に興味を持つことも無い方もいますが、駄目だと分かっていても、興味があっても実際は無関心を装っている状況ではないかと思います。
 一般的に地域づくりの活動というと、多くの所では安全安心とか環境や福祉という活動が多いですが、私たちは、今の状況から考えて、まず地域の人たちの交流の場から始めていかないと、次のステップを踏めないということで、地域の交流と子どもたちを含む地域教育を中心に立ち上げてきました。最近は、このような地域づくりの活動の積み重ねで地域づくりの必要性の認識度が深まってきました。また組織の必要性もあって、活動の範囲が次第に広まってきました。今年からは、防犯防災にも力を入れる予定ですし、施設の管理についても、地域づくり協議会が直接携わって活動しているところです。  私たちも、市がまちづくり基本条例を基に推進されている地域協働を考えますと、今一度、これからのまちづくりについて考える機会にしたいと思っていますので、本日は、よろしくお願いします。
                    
4 事務局概要説明(省略)

5 意見交換(ミーティング)

【地域づくり組織の在り方について】

(市長) それでは、よろしくお願いします。

(参加者) 地域づくり組織の在り方について、市はどのようにしたいのか。自治会に何を要請するのかということで、2つあります。まず、地域づくりの呼びかけを始めて10年が経過しましたが、市民から地域づくりの必要性を理解していただいていないと思っていますので、自治会とか既存の団体さんに地域づくりについて少しでも分かりやすくPRしていただいて、市が考える地域づくりの制度、組織の在り方を示していただけたらと思います。2つ目は、前年度に地域づくり協議会で集まりまして、各地域づくりのリーダーさんとお話した中で、それぞれの地域で考え方が随分違うという印象がありました。地域づくりも、地域のリーダーの考え方ひとつで、自治会と地域づくり協議会との連携関係が不安定なところも理解しましたので、地域づくりの専門員を募って配置したらどうかと思います。それと、それぞれの地域づくりによって、まだまだ地区市民センターや公民館にいろいろな仕事を委ねている所もあります。地域づくりはひとつの組織として自立していかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。

(市長) 2つ目の地域リーダーの考え方の違いで、自治会と地域づくりの連携協力関係が不安定になるという点について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか。

(参加者) 地域づくり協議会の方々も、地域づくりの本質というものが理解されていないかと思います。それぞれのリーダーの考え方が違うので、市が目指している地域づくりと、決して牧田がそのようにいっているとは思っていませんが、地域づくりと自治会は別の組織だから、具体的にどのようになっていくのかという声があります。

(市長) 1点目の地域づくり活動を推進をするにあたって、組織について十分に市民の方に理解いただいていないのではないか、周知が足りないのではないかというお話ですが、確かに鈴鹿には23行政区あって、地域づくり協議会が立ち上がっているところは、今、13地区しかございませんので、鈴鹿市としては23行政区すべてに、まちづくり協議会をつくりたいという目標は持っています。ただ、13地区の地域づくり協議会については、皆さんの方が交流をしていただいて、よくご存知だと思いますが、それぞれの地域づくり協議会でも違いがあると思います。それを市民の皆さん方に周知されているかというと、周知をされていないところもあると思います。これは、今後、解決をしていかなければならない課題だと認識しています。今までは、どちらかというと、地域づくり協議会を地域にしっかりつくり上げていくということを目的として頑張ってきましたので、皆さんに理解をしていただいて周知をして参加をしていただく核をつくって、そこから発信していくという動きが大きかったと思います。ただ、地域づくり協議会の立ち上げが、どうしても難しいというところが増えていますので、今後は、それぞれの地域に合った活動の仕方や、行政との連携の仕方を考えていかなければならないと思っています。その中で、メリット・デメリットがいろいろあると思いますし、参加することで、どのように地域に還元してもらえるのかという大きな課題も出てきていますが、まず自治会との相互関係が難しいと思います。もともと自治会の方では、地域住民の皆さんで形成をして活動していただだいていますので、自治会主導の地域づくり協議会もあれば、そうではないところもあります。この役割を、どのように明確にしていくのかということもありますので、自治会連合会との話し合いを持っていかなければならないと思います。
 地域づくり協議会には、自治会も一緒に参加いただくのが原則ではないかと思いますが、それは自治会中心になってやっていただくのか、平行して連携をしてやっていただくのかは、それぞれの地域のカラーがあると思います。自治会とまちづくり協議会は、必ず協力体制を持っていただかなければならないものだと考えています。その中で、まちづくり基本条例の制定をさせていただいて、少しずつ市民の皆さん方に、自分たちが参画をすることが、まちづくりにつながるということを理解していただきつつあるのかと思っていますし、いろいろな団体とかNPOやボランティア団体などに参加いただく市民の方が増えてきましたので、そのような大きなくくりの中で、地域づくり協議会を組織化をしていけたらと思っています。
 そんな中で、この地域はしっかりとそのような連携を取っていただいていますし、10年やってきていただいた結果が出てきていると感じています。  鈴鹿市も、昨年度から組織を改変し市民協働推進室をつくって、協働の指針というものの作成を始めています。最終的には地域づくり協議会をしっかりとつくっていただいて、そこでできることは独立してやっていただきたいということで、これから進めさせていただきたいと思います。
 もうひとつの地域リーダーのお話ですが、どうして2回聞かせていただいたかというと、例えば、リーダーというと、自治会長や農業委員の方がリーダーなのか、もしくは、有識者の方や市民活動をされている方なのか、リーダーのあり方というのがいろいろあると思うので、ここで言うリーダーとは、どういった方を仰ってみえるのかと思いましてお尋ねしました。いろいろなリーダーの方がいらっしゃる中で、揺るがないような、先ほど申し上げた指針など、鈴鹿市の23行政地区の地域づくり協議会はこうでないといけないという、原則的なものを作り上げていきたいと思います。そうでないと、全体のまちづくりにばらつきが出ますし、やっていただいている方にも申し訳無いですし、市民サービスの向上にもつながらないと思います。指針については、もう少ししたら、たたき台をお見せしてご意見をいただけるようにできるかと思います。地域課の方で補足する部分があればお願いします。

(地域課長) 先ほど、指針の話がありましたが、協働の指針というものを昨年から庁内でワーキングを作成しまして、いろんな意見を集約し、条例をもう少し方向性を示すように指針の作成を進めています。今後、市民委員会を開催し、その中で出た議論や庁内での意見を集約したものを、また皆さんに周知できるかと思います。

【地域組織体制の強化について】

(参加者) 先ほどもお話が出ましたが、地域づくりの組織体制の強化についてですが、地域づくり組織の強化策について地域づくりを推進するには強い事務局、人的・事務的・運営面の支援を兼ね備えたものにする必要があるので、地域づくりの専門員を募るなどして配置したらどうか。また、市民センターや公民館職員に頼って、資料作りや会計処理をしている組織が多いと聞くが、このままでは、地域づくり組織として一人立ちしないのではないか、ということで市全体として、足並みを揃えて地域づくりをしていただきたいと思います。

(市長) もちろん、地区市民センター長や公民館長は、地域の中に入って一緒に地域づくりをする上でリーダー的な存在であると思っています。ただ、それだけでは自立をしていかないので、もう少し組織をしっかりしたものにしたいという点については、仰るとおりだと思っていますし、今後、地域づくりの組織が自ら専門員を雇用するなど、自立できるような体制になるように、ご支援をしていきたいと思います。そのような専門員が、その組織の状況に応じた配置が必要だと思いますので、専門員制度のような体制を整えていく中で、協議会の皆さん方と専門員さんと市民センターとが連携を取っていけるような体制づくりにしたいと思います。小学校区にひとつの公民館がありますので、公民館活動を拠点とする体制が一番良いと思いますが、今の状況では、単独公民館には正規の職員がいませんので、人材をどのように補強していくのかとか、どのような専門員を育成していくのかなど、今後皆さん方と相談させていただきたいと思います。

(生活安全部長) 基本的には、私どもの生活安全部で考えているのは、今後、地区市民センターを核に、地域づくり協議会を立ち上げていく中で、地域と地区市民センターと私どもを取り持つような、専門的な取り組みができるような職員の退職者を再任用で、地区市民センターの経験のある者の配置ができないか、人事課と相談しています。これは、定員適正化計画というものがありまして、正規の職員の中で配置ができれば一番良いのですが、それがなかなか難しいですので、退職者職員の配置方法を徐々に広めていけないかと考えています。ただ、組織全体の配置計画ですので、私どもの意向だけ通るということは無いと思いますが、徐々に進んでいきたいと考えています。

【財源の確保について】

(参加者) 財源の確保についてですが、県内では四日市や名張などでは、すでに地域づくり協議会に対して、思い切った高額助成金、補助金を出していると聞いています。将来の人口減、予算減ということが考えられる中で、改めて行政サービスの再構築が必要になるとは思いますが、我々も10年間やってきて、単に地域の事は自分たちでということだけではなくて、将来の事を見据えた準備として、地域づくり活動に投資していただいて、支援をしていただけないかと思います。現行の部分的な財源は、なかなか地域の方にも理解していただけないですし、なぜ地域づくり協議会がお金をもらっているのかというような議論が出てきます。ですから、現行の単体補助をされている各課の方から、いろんな団体に補助金が出ていますが、それをどのように一元化をしていくのかを検討しているとは聞いていますが、早急に示していただいて、頑張れば頑張るほど、その地域が元気になるような事が、我々の地域づくり協議会としては、その辺が目に見えるところだと思います。牧田だけではなくて、各地区の地域づくりもそのように取り組んでいかないといけないと思います。

(市長) できれば私も、一括交付をして地域へいろいろお願いしたいと思っています。いろんな分野のお話をいただきましたように、現在は少しずつの補助金になっていますので、使いづらいだろうと思います。いろいろなご要望をいただいても緊急性を勘案する中で、なかなかご要望にこたえられない部分がたくさんあります。現場に近い職員がいても、やはり地域のことは地域の方がよく分かっていただいていますので、できれば近い将来、そのような形にしていきたいと思っています。
 他市の例を挙げさせていただくと、四日市は自治会の行政区すべてに配置してあるようで、25地区に地域づくり協議会が設置してあり、人口割りで補助を出していて、一番多いところで650万円出しています。自治会中心の行政区でやっていますので、人口割りも出しやすいのかと思います。亀山市は、20〜40万円の補助金ということで、鈴鹿とよく似た感じだと思います。敬老会の部分だけを集約をして地域づくり協議会にお願いをしているようです。こちらは、25行政地区がある中で5地区しか地域づくり協議会ができていないということですので、本市も23分の13ですので、よく似た状況だと思います。一番進んでいるのは名張市で、ほとんどの交付金を集約をして1地区1千万円強という体制で運営しています。ただ、地域でしっかり話し合いをしながら、その1千万円をどのような優先順位で使っていくのかを決めていると伺っています。その他は、100から300万円ほどを出して、まだまだ一部集約型の交付金となっているようです。現在、交付金を出しているところが、四日市、亀山市、伊賀市、名張市、松阪市、鈴鹿市で、29市町ある中で6市という状況です。鈴鹿市も地域づくり協議会をしっかりつくらせていただいて、指針も作成する中で、補助金を人口割りで出すのか、どのような規模で交付するのかを、地域づくり協議会のみなさんと相談させていただいて、できるだけ一括した交付金体制を取っていきたいと考えています。そうすると私どもも、きめ細かな地域の要望についての解決にもつながっていくと思いますので、何でも地域の事は地域でやってくださいと、人や物を押し付けてお願いするだけではなくてお金も必要になってきますので、その部分は、今後検討していきたいと考えています。

【前川定五郎顕彰事業について】

(参加者) 前川定五郎顕彰事業の立ち上げについてですが、本年度から前川定五郎の功績と人徳をたたえるために活動しています。「人の喜びは我が喜び」という立派な考え方、生き方について、県外、全国的にも子どもから大人まで伝承しようと発信していきたいと考えています。今年、目指しているのは、子ども用アニメの製作と展示です。これらを広めていくためにも、市としても具体的な支援が何かあるかお答えいただきたいです。先日、文化課長がみえて、予算は無いのかと聞きましたら無いとのことでした。お金が無ければ、鈴鹿市の道徳教育の教材として使っていただいて、何らか子どもたちに伝わるようなことをしていただきたいと考えています。

(市長) 先日の総会でも、前川定五郎さんの話はいろいろ出ていましたが、本当に素晴らしい偉人がこの地域にいらっしゃったんだなと感心させていただきました。この辺りのお子さんはみんな、前川定五郎さんのことはよく知っていると思います。顕彰会の方では小学校区で活動していただくと伝承しやすいと思いますので、まずは、この牧田地区で使っていただいて、全市的に使っていくような取り組みができればと思います。石薬師地区では、佐佐木信綱さんのかるたで大会をしたり、若松や白子地区では、大黒屋光太夫さんの顕彰活動をしています。やはり、鈴鹿で育っている子どもたちに、鈴鹿にはこのような偉人がいる、鈴鹿の歴史はこのような人たちがつくってくれたということを学ばせる、ふるさと教育という事が今後大事になってくると考えていますので、アニメを作っていただいたら、できる限り各小学校で活用させていただくようにしていきたいと思います。教育委員会にもお伝えさせていただきますので、一緒にそのような郷土教育をしていけたらと思います。お金の話は先に出ましたが、無いながらも何かご支援できるように、ここでお約束はできないですが、他の顕彰会の方も含めて、計画的に検討していきたいと思います。

【公民館の建設整備について】

(参加者) 公民館の建設整備に合わせて、中核的な拠点として公民館整備を進めてどうか。これはとらえ方によっていろいろあると思いますが、牧田地区での公的な公民館かどうか、もっと広範囲で拠点的な公民館にしていくのか。また、公民館の運営を指定管理者に委託していけば、市の考える市民協働、地域協働の拠点として位置付けられるのではないかと思慮されます。それによって、地域活動部屋を有効に活用できるのではないかということですが、これは新しい公民館ができてからの話になると思います。今は、スタッフも人的組織も問題なく、地区市民センターの所長さん以下職員の方におんぶに抱っこという現状です。最後に、市民センターの行政サービス機能は、別に考えることができるのではないでしょうか。ハンターの1階に、県のパスポートを発行する窓口があります。例えば、あの事務所に市の証明書を発行する機能を合同でやられるとか、人的、施設的にも折半でやっていけば、地区市民センターの事務量が軽減され、より地域サービスに力が入るのではないかと推測されると思います。

(市長) この地域の公民館の必要性や建て替えについて十分理解をしているつもりですが、現在の公民館につきましては、昭和50年に竣工して39年が経過しましたので、施設のいろいろな所に傷みが出てきているというお話もいただいていますし、利用者の皆さま方には大変ご不便をお掛けしていると思っています。さらには、サークル活動や文化的な活動が非常に盛んな地域ですので、部屋数が少ないことでの利便性についてもご迷惑を掛けています。早く新しい公民館の建設に向けて計画の中に入れていきたいと思っています。
 場所の件に関しても、いろいろご要望やご提案をいただいていますし、ご苦労お掛けしていることも十分理解しています。財政状況が厳しい中で、費用対効果の話もありますが、前向きに一緒に検討させていただきたいと思います。
 中核的な拠点にもなってほしいと思いますが、この地域は、まちづくりだけではなく文化的活動も盛んな所ですので、もっと頑張っていただけるような施設を構築できればと思います。指定管理の話も出ましたが、そのような方向で考えていきたいと思います。
 それから、地域部屋については、新しくつくる公民館では必須条件ですので、他の公民館でも地域の方のお部屋をつくっていますが、これについても皆さま方と考えていきたいと思います。
 地区市民センターの関係ですが、ハンターさんにはショッピングセンターの関係でいろいろな方がいらっしゃいますので、利便性は向上するかと思いますが、センター機能については、公民館の建て替えの際に一緒にお話をさせていただきたいと思います。

  【多文化共生事業について】

(参加者) 多文化共生事業の推進についてですが、多文化共生委員会の委員長はブラジルの方にしていただいていますが、今日は仕事で帰りが遅いため欠席ですので、代わりに私が提案させていただきます。この辺りには外国人の方で20年以上住んでいる方が随分みえます。私どもがやっている多文化共生委員会の委員の外国人の方は、ほとんど持ち家を持って住んでいます。20年以上住んでいると、子どもたちが小学生・中学生と大きくなって、向こうで生まれたけれど、こちらで育って大学まで行く子もいれば、その反面、中には母国語でばかり使ってしまって日本語を理解できないままいて、小学5、6年になると日本人の子どもとコミュニケーションが取れなかったり、極端な例を言うと、算数の計算はできても応用ができない子たちがいますので、ここでも日本語教室の中で勉強も教えていますが、そこでも理解できない子たちがいます。日本語を教えるボランティアの人たちも一生懸命教えていますが、その親たちも20年経っても日本語を習得できていない人がたくさんいます。その中で、仕事はしっかりやってみえて、これからも日本で生活をしていこうとしている人たちは、私たちと同じように地域づくりをしていく一住民として一緒にやっていく必要があるのですが、残念ながら自治会長がころころ代わってしまうと、前の方は理解があっても、残念ながら、次の方は偏見的な差別をする方もいます。ブラジル、ペルーだけではなく東南アジア、韓国など随分増えてきています。その人たちも、日本語を勉強するために、毎週ここへ来て、一生懸命勉強していますが、残念ながらその人たちと生活を共生している地域の人と考え方の違いからトラブルになることもあります。それを避けるために委員会を作って何年も活動してきましたが、なかなか進んでいかないです。私どもの活動は、お隣さんは外国人という雰囲気で一緒にやっていけるように活動していますが、何か評価を得るためにやっている訳ではないです。これから続けていきますが、牧田だけで取り組むには限界があります。周辺にもそのような組織ができるといいのですが、なかなか立ち上げようとしてくれる方がいません。これからもっと外国人の方が増える可能性がありますので、組織として我々では限界を感じます。
 私は、どこで勉強するかというと、名古屋の国際交流センターや岐阜や多治見で会議があると参加しています。そうでないと本当に議論されている所へ行ってきかないとどういう状況なのか分かりません。今後、東南アジアからももっと増えるのではないかと言われていますが、受け皿として我々だけでやっていくには限界を感じます。地域のためになることであればやりますが、フランスやアメリカといわれてもピンとこない、それよりも地域における国際交流をしていく方が分かりやすいと思いますので、もっと全体でどう取り組んでいくのか考えていただきたいと思います。

(市長) 牧田地区は、本当に多文化共生のリーダーシップをとっていただいている地域だと思っていますし、多文化共生の担当の方がブラジルの方というのも、地域で多文化共生をしっかりしていただいているんだということを一番現していると思います。郷に入れば郷に従えではありませんが、ごみの出し方の違い、学校の通わせ方の違い、そのような事がひとつずつ積み重なって、今の鈴鹿市に少し慣れていただいた方が増えてきたと思います。最初に親の世代が日本に来た時代から、子どもさんが生まれて大きくなって、今やっと多文化共生が進んできたのかと思います。他市に比べて評価をいただく部分は非常に多いです。これは、皆さん方のお陰だと思いますし、防犯パトロールや防災訓練など、一から一緒にしていただいて、そのような地域での事例を共生会議の場や集住都市会議でお話させていただくと、よくやっていると評価をいただきますし、視察に来ていただく方もたくさんみえます。その中でも、壁にぶち当たっているというのは、もう一度原点に戻って、一緒に地域の多文化共生をやっていくところにきているのかと実感させていただきました。
 鈴鹿市では、第三国定住の難民の皆さんも来ていただいていますが、その受け入れが出来たのも、このような牧田地域での多文化共生の組織があったから、それに対して行政がどうしていったらいいのか判断できたからだと思っていますし、小学校や中学校の学校現場でも本当に一生懸命に日本語教育をしていただいていますので、その成果が出ているんだと思っています。
 「わいわい春まつり」などに皆さん方が参加されているところを見ていても、多文化共生がしっかりできているというイメージが強かったので、もう限界だと伺うとは思っていなかったので、新たな宿題をいただいたと思います。答えにはなっていないと思いますが、今日は、率直なご意見を聞かせていただいて勉強させていただこうと思って参りました。簡単に答えが出ないと思いますが、そのような活動に入らせていただいて、ひとつひとつ見直しをしていきたいと思います。また、そのようなご提案やご意見をいただけたらと思います。他地区でこんなに外国人の方がみえる所も無いと思いますので、地域性にもよると思いますので、その辺の活動の仕方は話をしていかないと分からないと思いますので、もっと勉強会などさせていただきます。
 鈴鹿市も約60カ国の国籍の方が来ていただいていますが、高校への進学率は100パーセントで、それは、この20年やってきた成果だと思いますので、このように子どもたちの生活の中に現れているんだと思います。今からは、次のステージが来るんだと思いますので、担当課を含めて全庁的に、いろいろ話をしていきたいと思います。

【地域づくり活動と周辺地区との調整について】

(参加者) 地域づくり活動と周辺地区、学校関係や他地区自治会との調整の活動の中で、思い付いたことをお話したいと思います。私は、子どもの育成委員会を担当しています。他の地区では町民会議という名称で進めていますが、牧田では3年前から、子ども育成委員会として活動しています。構成員としては、子ども育成委員、牧田地区の各自治会から1、2名の方、あとは学校関係者、校長、PTAの会長、地域コーディネーター、安全安心の見守り隊の方、あと我々地域づくり協議会も参加しますので、総勢40名ほどのスタッフで運営しています。その中で、会議をさせていただいたのですが、ある学校では、牧田地区と他の地区の町民会議の総会の日が重なったから参加できないと頭ごなしに言われるところもありました。学校の校長と話をしていても、学校区が行政区をまたいでいるので難しいと言われました。こちらは広めたいと思っていても、なかなか難しい問題が出てきています。学校によっては理由により欠席の連絡が入ったり、連絡も入れずに休む学校もあります。そういったことからも、温度差が見られます。こちらも学校関係者と地域の育成委員さんが交流する良い場になりますし、PTA会長も入っていただくと、PTAや子ども学校へ発信していただけるのに、PTAの会長も学校の仕事をしているのに、なぜ地域の事もしないといけないのかと言われます。もっともな話で分かるのですが、やはり、地域の子は地域で育てるということで、私どもは、いろんなイベントを企てて親子で参加してもらって、人と人との繋がりを深め合えるような子どもに育ってもらいたい。そして、今度社会人になったら地域の担い手になってもらおうという大きな理想を持ってやらせていただいています。やはり行政区をまたぐとなると難しい面が出てきますので、これは地域課だけではなくて、教育も福祉も農業関係も含めた横のつながりで決めてもらわないと、なかなか深まりが無いという感じがしていますので、今後、うまく学校も保護者も地域も連携して話し合いの場に出てもらって、子どもを育てたいと思いますので、よろしくお願いします。

(市長) 非常に難しいご提案をいただきましたが、今のお話は、いろいろな地域で聞かせていただいています。私が住んでいる飯野地区も小学校区も中学校区も分かれていますので、行政区と小学校区の違いが、いろんな課題を生み出していると思います。数年前にも、公民館と地区市民センターの一元化の時に、行政区を見直そうとした動きがあったかと思いますが、地域の歴史などもあって難しかったと聞いています。やはり、子どもが増加した時代に、子どもたちが増えてきた所に中学校を造った経緯がありますので、今は、逆に子どもが減ってきて、その中で中学校も成り立たなくなるような所が出てきつつあります。去年から、幼稚園の再編整備を始めていています。地域の学校へ行くので地元の幼稚園に行かすという考え方から変わって、就労時間が長いから保育所に入れたいお母さん方が増えてきました。そこで、各中学校区に最低でもひとつの幼稚園を残していくという考え方で再編整備を行っています。そのうちに幼稚園と保育所の一元化というものも、しっかり考えていかなければなりませんし、合川小学校も去年から複式学級になるかもしれないところでしたが、地域の方が心配をして様々な活動をしていただきました。複式学級が悪いわけではないですが、複式学級イコール過疎というイメージがついてしまって、若い家族がなかなか戻ってきてもらえないので、出来る限り複式学級にならないようにとご要望いただきました。例えばそのような学校は、IT教育を進めるなど特色を持たせて、校区の枠も外してどこからでも通学出来るようにできないか検討しています。先ほど申し上げたように、南部の方では天栄中学の生徒数が減ってきていますし、一方で白子中学校は爆発的に生徒数が増えてきて教室を造らないといけないような状況になっていますので、今まで白子に行っていた子たちが、天栄へ行けるようにするとか、校区の区域を含めて検討中です。そうなると、また行政区の問題が出てくると思います。これから人口は減っていきますので、そこを見据えて、何処かの時点で行政区を学校区に合わせた形の見直しをしていくべきだと思っています。でも大変な労力が必要ですので、行政だけではなかなか難しいと思います。そのためにも、地域づくり協議会の皆さんとの話し合いの中で進めていかないと、なかなか市民の理解を得られないと思いますので、近い将来、仰っていただいた様にしていくべきだと考えています。そのためにも全庁的な組織をつくらないといけないと思いますので、鈴鹿市の人口の割合も見ながら検討していこうと思います。
 他にご意見があればお願いします。

【地域づくりへの女性の参加について】

(参加者) 見てのとおり、牧田地区の地域づくり協議会は女性が少ないと思います。もうこちらに入って4、5年になります。牧田の皆さんは優しくて、会議を休んでも大丈夫と言ってくれますのでありがたい限りです。私がずっとこの牧田地区にいて一番感じることは、牧田地区は昔からの甲斐や弓削や大池など昔からのお家があったり、あとマンションやアパートもいっぱい建ってきて、若い世代がすごく多くなってきたことで、年齢的や考え方にも格差があると思います。私は子ども育成の方をやらせていただいていますが、若い方にどんどん地域づくりの場に出てきていただいて、若い世代の意見を聞く事が大事ではないかと思って、6月29日に子ども育成とスポレクと協賛でイベントをしました。その時の構成員の20名ほどの方はほとんど若い方でしたが、しっかり手伝ってくれました。私は今まで、自分がやらないといけないと思っていましたが、だんだん年をとってくると動くのが辛くなって、誰か代わりにしてくれないかなと思う気持ちが強くなってきましたし、やはり自分がいつまでも頑張っていてはいけないんだと思うようになりました。そこで、次の世代の方につないでいくにはどうしたらいいのかと思っていたら、ちょうどそのイベントの中で、若い方がすごく動いてくれたのを見て、とても嬉しかったです。この若い世代の人たちが、どのようにしたらこの地域づくりに参加して、どういう部分で活躍していただけるのか、せっかく自治会長の方がいろんな方を集めてくださったので、これは生かしていかないといけないと思っているのが1点です。それから女性の立場からは、女性がいろんな部門で活躍しないといけないと思いますが、どんな場面で活躍できるかと考えた時に、防犯の方でいろんな話を聞きましたら、関西や東北で震災があった後、女性がすごく困ったのは何故かと言うと、女性のトイレとか、出産の問題とか、中心になって動く方がいなかったので、なかなか意見が取り入れられなかったということでした。ですから、防犯の面で、女性が参加して意見を言って進めていくのが大事だと思います。やはり、女性の方もそういうことを頭に置いて、鈴鹿市のために考えていけると良いと思います。

(市長) このミーティングは4年目になりますが、いろんな地域づくり協議会とか団体の方とお話合いをさせていただいている中で、どこでも若い方たちがまちづくりに参加をしていただくには、どんな方策がありますかと聞かれます。でも、私が地域の祭りや会議に参加をさせていただくと、結構若い方をお見かけしますが、いざイベントをすると出て来てもらえないということです。働いているから時間が合わないとかで、結局60代以上の方でまちづくりをしていかなければならないと、どの会議でも同じ事を言われます。今のところ、その方策というのは思い浮かばないのですが、ただ、今言っていただいたように、常に参加をするのは難しければ1回でもいいので参加をしていただくと、それが次につながって、今は30、40代でも、50代になった時に、ひょっとしたら仲間に入っていただくことができるかもしれないと思います。60代の方はまだまだお若いので、粘り強く若い方への指導や支援をしていただきたいということをお話をさせていただいています。現実的に難しいところもあると思いますので、これは鈴鹿市だけではなくて、全国的に同じような課題があると思います。テーマを絞ってイベントをしていただいて、お誘いすれば参加しやすい雰囲気になるのかと思います。一歩入っていただければ、次からまた協力していただきやすくなると思いますので、地道な努力をしていただきながら、若い人を取り入れていただけたらと思います。
 男女共同参画については、今度、防災会議の改選をする時に、今まで防災コーディネーターの女性の方は1人しかいませんでしたが、今度は10人にしました。先ほど言っていただいたような課題がたくさん出ていますので、そこは女性にしか分からない点については、役職などにこだわらずに、その会で選んでいただいた女性の方に参加をしていただくようにしたところ、10名ほどの方に参加いただくことになりました。男性30名に対して女性10名ということで対応することになりました。防犯や防災は女性の方も参加しやすい部分だと思うので、そういうところから地域づくりの方を一緒にやっていただくと、もっと女性の方が増えてくるかと思います。少し背中を押したら出てきていただけるような方がたくさんいらっしゃいます。あとは、自治会長と農業委員の方に、もう少し女性が増えて欲しいと思います。PTAの会長が女性の方が増えてきたように、もう少し進んでいくと良いと思います。

【地域づくり協議会と自治会の連携について】

(参加者) 自治会から推薦されて地域づくりの方に入っていますが、自治会の会長と地域づくりと二足の草鞋を履いていますので大変忙しいです。自治会は自治会で、地域づくりは地域づくりで動いていますが、やはり横のパイプもつないでいかないといけないので、それには両方やるのが一番良いです。地域づくりの内容を自治会で説明ができますので、うまくいっていると思っています。

(市長) 両方やっていただいて、地域づくりのことを自治会でお伝えいただいているというのは、すごく良いことだと思いますし、自治会と地域づくり協議会が一緒になってやっているということがよく分かります。他の地域でもなかなか自治会が入ってきていただけないので、自治会を取り込むにはどうしたら良いかとか、逆に自治会中心になりすぎて他の団体との溝ができることもありますので、やはりここは、まちづくり協議会のリーダーシップ的な存在だとあらためて思いました。

(参加者) 地域づくりの中では、私は一番最年少です。自治会長を経験された方は、地域づくりを理解されていますが、まだまだ理解されていないです。私は、昔ながらの成年会というものをやっていて、もともと百姓の子どもの集まりで交流を深めようというものです。今、私ここで行事をする時に、いろんな方に声をかけるのですが、昔から農業をやっていますので横のつながりはあるのですが、今、新しく団地も出来ていますので、息子さんが新しく家を建ててみえて、そういう方には、声を掛けづらいです。とりあえず、まだ成年会もやっていますので、私が活動していると、今度の成年会の行事は何ですかと聞かれます。今回は、地域づくりの行事ですよといいますが、私が動くと成年会のイメージらしいです。ですから、特に30、40代の方には地域づくりについて浸透していないように思います。いろいろな行事に参加はしてくれますが、地域づくりとは分からずに参加している人が多いです。今年も8月に「いかだ流し」をしますが、声を掛けると、年配の方は分かっていただきますが、若い方にも説明はするのですが、なかなか理解してもらえないです。鈴鹿市の中には、13地区に協議会がありますが、みなさんどのようにして浸透させていったのか、名張市も、そこまでいくにはどうしたのかと感心する部分があります。

(市長) 前川定五郎さんの話も、多文化共生も、やっていただいていることすべてが地域づくりなんだと思います。名張市は財政非常事態宣言を発令して、これ以上地域に補助金が出せないということで、緊縮財政にするために、人口割りなどにより地域ごとに多少の差はありますが、最近では、各地域に1千万円程度の交付金を出して、それですべてをやってもらっている。地域で話し合いをしながらお金を使ってもらっているが、例えば、地域で話し合いがつかずに行政に来ても、やはり地域で話し合った上で決めてくださいと繰り返しお願いをしているうちに、財政状況が徐々にもとに戻ってきたということです。どうしてもそうせざるを得なかった経緯があると名張市長から聞いています。そうすることによって、今まで考えていなかった地域が考えないといけない状況になったので、段々と今のような地域になったのかと思いますが、鈴鹿の場合は、また状況が違うので、ある程度のお金を集約させていただいて、絶対に行政がやるべき市民サービスは残ると思いますので、きちんと整理をさせていただいて、仕組みを作っていきたいと思います。
 地域づくり協議会で頑張ってやっていただくと、自治会と協議会をどのようにしていくかということが、いろんな地域の中で問題になってくるかと思いますが、自治会がやるべき事というのも最後に残ると思いますので、そことの連携を、今後課題を挙げて考えていかなければならないと思います。

(生活安全部次長) 私は、この牧田地区が勉強会を始めた時、平成19年度から地域づくりに関わらせていただいていますので、この牧田地区が、これまでしっかり勉強を重ねて今日があるということを知っている者の1人です。今日、やっとミーティングが開催できて、今日のお話の中から私たちも得るものを持ち帰って、新しい制度に繋げていけたらいいなと思って参加させていただきました。一番最初のお話にあった、地域づくりをどうしたいのか、これからもっと必要性を全地区に説明をしていかないといけないということが一番の根底にありますが、今まで携わってきた者として、この取り組みや明確な方針を出せていないのは、私どもがまだまだ至らないと思っていますが、今、市長が申し上げたように、この取り組みは全庁的な取り組みとして、これまでは所管課がやってきたものを、全庁的な組織の中で行革の取り組みとして取り上げられたというのは、ステップアップ出来るチャンスだと思っています。その中で、行政の役割、自治会の役割、人材支援、交付金についてをまとめてしっかりした制度になるように、組織の中で作りつつあります。3月に職員ワーキングでできた案を、皆さん方にも見ていただいたかと思いますが、それを深めた物をしっかりと全庁的な中でご提案させていただいて承認していただいた後、自治会の皆さんの方へもこれからの地域づくりについての進め方について、地域で説明会を出来るように進めています。
 また、今日のこの機会をさらにステップアップするためにも、私どもは、しっかりその制度を仕上げていって、少しでも早く自治会連合会でも説明させていただこうと思っています。ぜひこの牧田地区の皆さんが、4つの小学校と3つの公民館、あとは周辺の飯野地区、庄野地区、国府地区、そのような皆さんと、どのような地区割りが良いのかなど、何が今問題なのかを、しっかり協議していく場を設けていかなければならないと思っています。

(参加者) 先ほどから話を拝聴していましたが、これがすべてうまくいけば、市の庁舎がいらないくらいになると思います。そうはいかないのが現状だと思います。私の地区も、みなさん参加してもらうと良いのですが、このような集まりの中で頑張って、地域づくり協議会の趣旨を皆さんに早く理解してもらおうと努力していますが壁にぶち当たっています。やればやるほど、自分だけが浮いているように感じます。牧田地区にこのような自治会があるというのは情けないのですが、これから、自治会とまちづくり協議会が連携していくにはどうしたらいいのか、ずっと自問自答していても答えが出ないです。私が具体的にやっているのは、月に1回組長に集まっていただいて、いろんな話合いをする中で理解はしていただきますが、残念ながら組長は1年交代ですので、なかなか他の方に伝わっていかないです。
 あとは、何がどうなっているのか分からないという話があって、具体的には、弁天山祭りやすずフェス、サーキットのF1、旭化成の花火、ここ平田町の夏祭り。夏祭りには沢山の方が参加してくれて、それは最低限これでいいのかと思っています。弁天山祭りにも足を運んでいただく方はみえます。ただ、それ以外のイベントについては、商工会議所が主催だとかで、いろんなチラシが届きますが、はっきり市がやっているのかどこがやっているのか分からないものが多いです。そして、イベントの華々しい音などは、すずフェスなど特に、一生懸命やっているのは良いのですが、付近の方はほとんど見に行かずに、その時間はよそへ出て行ったり、寝られないと苦情が出たり、町の中を他から来た人たちが動き回るし、買物にも行けないという現状です。
 自治会と地域づくりの関連を更に強化していくしか方法が無いということ、あと周辺自治会との連合を強化していく、自分のところの自治会だけで良いという考え方が強いですが、垣根を取って隣接する自治会とは定例の会議などを進めて広めていくのもひとつかなと、そういったことを徐々にやっていけば効果があるのかと思います。

(市長) すずフェスは、夏の風物詩として定着してきて一大イベントになってきましたが、その分、地域の方にはご迷惑をお掛けしているということは、実行委員会の方も理解しているかと思います。地域の祭りに人が集まって来ていただくというのは、自治会の原点だと思うので、すごく頑張っていただいて、顔が見える距離感で、今、コミュニティーの希薄化と言われていますが、そういうことはないんだなと感じました。そういった積み重ねが大事で、防災の時には共助になるのかと思います。広域で隣接する自治会同士が話し合いをした方が良いというのは、特にこの地域ではできると思いますし、他の所でも、そのようなことを広めていけるように、連合会にもお話をさせていただきたいと思います。

(参加者) 市長が仰っていたように、自治会と地域づくり協議会をどのようにすみ分けをしていくのかと思います。ちょうど6年前に、地域づくり協議会の方に参加させていただきましたが、すみ分けが非常に難しいと感じました。その当時の地域づくりの幹部の方にお願いしたのは、自治会連合会にきちんと説明してくださいということでした。そうしないと、どうしてそっちへ行かないといけないんだと言われる心配があったからです。多分、今でもそれが尾を引いていると思います。僕は、今うまくいっていると思っていますが、23人いる自治会長の中には、必ずしもそうは思っていない人がいると思います。どうしてやらないといけないのかと言われる方もみえますので、それと同時に、自治会は、それぞれの自治会で会長を決めて活動しますが、まちづくり協議会は、今は※※※※が一生懸命していただいていますが、その後は、どなたが繋いでいってくださるのか。将来、地域づくり協議会のメンバーをどのようにして決めていくのかを、きちんと整理しないとすみ分けがうまくいかないという気がしています。

(市長) 私も、その点が、とてもこれからの鈴鹿市の課題だと思いますし、国、県、市で、県や市が一緒のことをやっていて二重行政じゃないのかと言われるところもありますが、自治会もまちづくりをやっているし、地域づくり協議会もまちづくりをやっているとなると、その重なる部分があるからこそ、そのすみ分けが非常に難しいと思います。今日いただいた課題は、先にお話させていただいた指針の中で、どこまで明確にできるか分かりませんが、ある程度の原則を決めて指針にできればと思います。それぞれの立場で一生懸命やっていただいているからこそのご意見だと思っています。自治会の方のご意見も聞かせていただいて、また他の自治会は違う考え方があると思いますので、意見交換の場を設けていきたいと思います。

(参加者) 自治会は、地域づくり協議会に随分お世話になっています。自治会から出ていった人たちに、活動の場を作っていただいているということで、そういう意味では、人材育成の場になっていますので、そこは続けて欲しいと思っています。送り出す方も期待していますので、自分たちが協力ができないことを皆さんでやっていただけるという良い点もあるので、今後も続けてほしいと思います。

(市長) 最後に、ずっとお話を聞いていただいて、総合的なご意見でも結構ですので、自治会と地域づくり協議会との関係でも結構ですので、牧田地区をよくご存知の※※※※会長、よろしくお願いします。

(参加者) 立ち上げた時から携わってきましたが、鈴鹿市の中では、牧田が一番進んでいると自負していましたし、先ほどから出ていますいろんな問題についても、地区の自治会長のうち3分の1は1年交代の自治会長です。最初に出てきてもらって言われることの中には、全く言うことに責任の無い発言もあります。
 今は、地域づくり協議会を※※※※さんにお任せして、重い仕事もお願いして一生懸命していただいて連合会としてはありがたいと思っています。地域づくり協議会の方にも悩みがあるということが、あらためて分かりましたし、これからいろんなことで問題も出てくると思いますが、女性の登用なども考えていきたいと思います。
 いろいろ考え方の違いはあると思いますし、年齢的なこともあろうかと思いますが、牧田のためにできることはさせていただきます。皆さんが辞めろと言うまでやるつもりで腹をくくっていますので、いろんな面で無理を言いますが、協力していただいて、なんとか牧田はいいまちだと言われるようにしたいと思います。

(市長) 今日は、長時間にわたりいろいろなご意見をお聞かせいただいてありがとうございました。本当に参考になりました。私自身、市長に就任してから、いろいろな地域づくり協議会でお話を聞かせていただいていますが、その中で、いつも参考にさせていただいているのが、ここ牧田地区の地域づくり協議会のみなさんの活動です。他の地区で、牧田をモデルにしてくださいと常にお話をさせていただいています。その中で、いろんな問題があるということを教えていただいて、それでもやはりこの地域は、鈴鹿市の地域づくり協議会のモデル地域であると思っています。皆さん方の課題をひとつひとつ、行政も連携をさせていただいて、より良い牧田地区の地域づくりに努めてまいりたいと思っていますので、今後もご指導をいただければと思います。まとめになっていないかも分かりませんが、今後も頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

                        ※この会議録は、要約しています。