市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング

●●●第2回「椿の農業と地域を考える会」


■とき 平成24年7月24日(火曜日)19時〜21時
■ところ 椿公民館ホール
■参加者 椿の農業と地域を考える会 14人(男性11人、女性3人)、市長、生活安全部長、その他関係市職員
【今回のミーティングで出た主な意見】
・耕作放棄地の活用について
・西部地域と鈴鹿市の発展について
・新名神スマートインターチェンジについて
・鈴鹿のブランド力と農業者へのサポートについて
・獣害問題について
・地産地消のPRについて
・震災について
・AED問題とインフラ整備について

1 開会のあいさつ(事務局)
 本日は夜分お忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましては、市長が最も大切に考えている対話と協働を進める中で、重要な事業です。そうした中で、このミーティングも昨年度より回を重ねまして各地域の皆さま、各団体で活躍されている皆さまと意見交換を行ってきました。本日の対話集会が今年度、第2回目となります。どうぞよろしくお願いします。それでは始めに、末松市長よりご挨拶をさせていただきます。


2 市長あいさつ
 あらためまして、皆さんこんばんは。今日は、夜分お忙しい中、また女性の方には大変出にくい時間帯にご参加いただきましてありがとうございます。
 日頃は、鈴鹿市政各般にわたりまして、大変皆さん方にご尽力ご協力いただいておりますことを重ねてお礼を申し上げたいと思います。本市は今年市制70周年を迎えまして、大変皆さん方にお世話になりまして、この地域も70周年の記念事業で、「椿の農業と地域を考える会」の皆さん方に、いろいろな各事業も繰り広げていただいているところです。鈴鹿椿の縁結びプロジェクトを実施していただいていますので、そういったお話も後ほど聞かせていただけるのかと楽しみにしています。
 先ほど申し上げましたとおり、市民の皆さまと一緒にまちづくりに取り組んでいこうと、直接対話ということで、こういった会の催しをさせていただいています。去年から引き続きまして、本年度は第2回目ですが、皆さん方に率直なご意見を聞かせていただいて、これからの市政の発展に向けて、お互いに意見交換ができるような、有意義な場になれば良いなと思っています。
 あと、この会をするにあたって地域の皆さん方から、私の方から皆さん方に対して意見や提案が出やすい雰囲気づくりをしてほしいというようなご要望もいただいています。この会に参加していただいた方は、1人1回は必ずご発言をしていただくというのが、この会のルールとなっていますので、時間も決められていますが、その中で、時間を見計らいながら、皆さん方にそれぞれお話をいただけるような時間配分にもしていきたいと思っていますので、ご協力をお願いします。
 当地域におきましては、いろいろな課題があると思いますし、これからこの地域がどう発展していくのかということの一助になるような会になればと思いますので、この後よろしくお願い申し上げまして、冒頭のご挨拶に代えさせていただきます。


3 参加者代表あいさつ(※※※※様)
 私たちの会は、今年で4年目になります。名前のとおり「椿の農業と地域を考える会」ということで、地域を中心に農業を盛り上げていこうという思いで発足しました。いろいろな業種がいまして、ほとんどがお茶です。それぞれ忙しくて、皆で何かしようとしても空いている時間がなかなか合わないのですが、知恵を出し合って、椿の地域を良くしていこうと一生懸命頑張っているところです。
 今年は、70周年記念で私たちの会が選ばれまして、市の方々、また県の皆さんに協力していただいて、いろんなイベントを行っています。やっとお茶の忙しい時期が終わりましたので、椿市を含めて計8回のイベント行いますので、ご協力の程よろしくお願いします。
 今日は、市長といろんな意見が出ると思いますが、なんとか和やかな雰囲気で進めたいと思っていますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。


4 参加者自己紹介(略)


5 事務局概要説明(略)


6 意見交換(ミーティング)
【耕作放棄地の活用について】
(市長) まず、椿の農業と地域を考える会の皆さんから、口火を切っていただいてご質問や意見、提言を言っていただけたらと思っています。こう言うと、だいたい皆さんうつむいてしまいますが、どなたか一番最初に口火を切っていただく方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

(参加者) 私は農業委員を9年間やっていましたので、市の方でお世話になりました。今、事業をいろいろやっていますが、私たちは、企業と一緒に何か農作物を作っていただき、耕作放棄地の利用をしようとしています。農業委員会でも対策として、鈴鹿の企業の方と話合う会ができたと思いますが、今回、私たちは名古屋の企業とタイアップしてやる予定でしたが、急きょキャンセルされまして盛り上がらなかったと思っています。なんとか市民の方にも参加していただいて、このイベントは終わりましたが、地元の鈴鹿市の企業を市の農業委員会の方で紹介していただけないかと思います。

(農業委員会事務局次長) 企業とのタイアップのお話をいただきましたが、企業の福利厚生などで、空いている農地を使っていただき、農業までいかなくても趣味の中で使っていただいて楽しんでいただくことができないかと、いろんな企業に声は掛けさせていただいていますが、なかなか今のところうまくいっていないのが現状です。これからもう少し、いろんな所に声を掛けさせていただくようなことも考えていきたいと思っていますので、その時は、ご協力をよろしくお願いします。

(参加者) 私たちも、できるだけ協力をして、耕作放棄地対策をやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

(市長) 平成23年度の調査で、この地域の耕作放棄地は25.9ヘクタール程あると確認していますので、かなりの地域が耕作放棄地となっています。椿地区の全耕地に対して7.9%が耕作放棄地になっている状況ですので、耕作放棄地の対策を地域だけではなく、行政もタイアップしてやっていきたいと思いますし、民間の方たちとも意見交換や情報交換ができたらと思います。農業委員さんも各地域でそういうお話合いをしっかりしていただいていますし、いろいろな利用方法があると思います。最近、ブランド化や、バイオエネルギーを作るための芋を植えたり、放棄地の中でしていただいている状況ですので、そういった実践例や成功例を情報共有していきたいと思います。

(参加者) 放棄地のことですが、当然誰も作らなくなって放棄した場合と、隣りの人が貸してくださいと言うと、まだ作るかも分からないからと断られる場合があります。農地は農家にとっては財産なので、農業委員さんがここの地域はこうしてほしいと言っても、地主さんに触るなと言われるとどうしても触れません。やはり本当は、隣りで作っている人が作るのが一番効率的です。お茶の場合もそうですが、乗用化が進んでいますので、1枚当たりの面積が広ければ広い程、効率もいいので、隣りの者が作ったり、ある程度の面積を作れる者が作っていますが、強制力がありません。
 これは本当に難しい問題ですが、鈴鹿がお茶をブランド化していくのであれば、栽培の方も条例化してもらって、1年放棄したら強制的にある程度作らせるくらいのことができるといいのですが、結局、放棄をされるとどうなるかと言うと、無管理になりますので、平地にしているのならまだいいのですが、虫が飛んだりするので、今後、何か方策が出てくればいいかなと思います。

(市長) 条例化というようなご提案もいただきましたが、そこまで一足飛びにいくのは非常に難しいことも考えられます。地域の皆さん方の中でずっと話し合いはされているんだろうと思いますが、地主さんの意向が一番という中で、地域として少しでも耕作放棄地を無くすためにはどうしたらいいかという思いがあるかと思いますので、こういった問題が、この地域だけではなくて他の地域でも出ていると思いますので、今日のミーティングで出た話を農業委員会の方にも投げかけて、耕作放棄地の利活用の方法や、極端に言えば条例化の話も課題として投げかけさせていただいて、お話を進めていきたいと思います。また、そういう情報があればこちらにも教えていただければ、ここの地域はこういう方法、ここの地域の地主さんは誰だということも分かると思いますので、またよろしくお願いします。

(参加者) 耕作放棄地は、誰も作らない、ただ置きっぱなしならまだいいのですが、この地域で砂利を採る所が増えてきていますので、砂利も手順を踏めばきちんと採れるようですが、農地は砂利が採れないというような条例か何かをつくれないでしょうか。

(参加者) 砂利採りに関しては、周りの農地に多大な影響があることを誰も分かっていないです。法令では10mまでは掘れるとか、いろいろあるみたいですが、周りで畑を作っている者に対しては、水の流れが変わって、40年くらい水が滞ったりして、作物が上手にできないことがあります。でも、法令的には何の問題もないですが、大学の教授が見に来て、こんな馬鹿なことを行政がやっているのかと言うくらい、すごいことを法律では許可されている現状です。百姓で食べている人間にとっては、非常に迷惑な話だということだけは、行政の方も分かっていただきたいと思います。

(農業委員会事務局次長) 砂利採取の件ですが、問題が2〜3年前から大きな問題になって、椿の方は非常に良い砂利が採れるということで、業者の方から申請が出ていますので、今までも椿地区では何度も堪えていただいていると思いますが、これを止めることはできないと先ほど言われたように、法的には県の認可を受ければできるようになります。市の農地法の許可もありますので、農業委員会でも問題提議をして、話し合いもしていただきましたが、なかなか法的には止まらない、どうやってこれを止めるかというと、いくら業者が来ても、やはり土地の所有者が砂利採取をさせないということです。やはりそれには、地域の皆さんの話し合いの中で、掘らさないというご協議をしていただければ、一番強いと思いますので、ご協力をお願いします。

(市長) 現場担当からは、そういう声が出ていますが、一度、鈴鹿市の特性とか、水の流れが変わるという状況もありますし、どういう中で法的整備ができるかということも一つの考え方としてはあると思います。農業委員さんの中でも過去から問題になって話をしていただいていますし、今では非常に厳しい規制があるということですので、その中で、現状を含めて地域によってどんなことが出来るかということ、今言われた課題があるということをもう一度更にお伝えする中で、私たちも担当課と話をしていきたいと思います。
 今言われたように法で縛ることはできるかというと、現状では非常に難しいということですので、地域の皆さん方とのお話合いや、いろいろな方向性を見出しながら頑張ってやっていかなければならない問題だと思っています。こういう課題があるということもお聞かせいただきました。砂利採取によって水の流れが変わるというようなことは、私自身は、そういった農業のことについては知りませんでしたので、これからしっかり勉強させていただきたいと思います。

(参加者) 地主さんが砂利を売りたいと言うと、隣地の人は、なかなか駄目だとは言えないので、良い方法を考えていただきたいと思います。

【西部地域と鈴鹿市の発展について】
(参加者) 農業とはあまり関係のない話ですが、今回大震災が起こって、鈴鹿市も東海大震災が起こる可能性もあると思いますので、今後、新名神も出来ることで、多分輸送手段は椿が起点になるのでないかと考えています。新名神のパーキングもできますし、市では椿をどういう見方で見ているのか気になります。

(市長) どういう見方と言われますと、答えるのが難しいですが、先ほどお話していただいたように、新名神が平成30年度には全線開通するということですし、それに伴ってパーキングエリアの方も取り付けしていただくということですので、玄関口になる可能性を含んでいる地域だと理解しています。
 その中で、いつもこちらに来ると、最果ての地とか山奥とか、皆さんはそのような表現をされますが、もしかすると新名神がくることによって、これからは、ここから起点になってまちの方に流れていく可能性がある地域だと思っています。そういう意味では、これからの輸送も含めて道路整備もしっかりしていく地域ですし、防災の方も、ここに道路が出来てきたら、防災の拠点の可能性も出てくる地域だと思っています。そんな中で、農地を守りながら、ここの地域をいかに発展させるかは、これからの鈴鹿市の最重要課題だと私自身は思っています。
 この地域が発展することによって、西部地区や鈴鹿市全体の発展につながると確信を持っていますので、その中で、皆さん方にこの周辺の開発や道路整備に対してのご提案や意見をいただけたら、お互いに答えが出し合えるんじゃないかと思います。今より更なる発展ができる可能性を一番多く秘めている地域だと私は考えています。地域資源もたくさんある所なので、そういう意味ではどんなものを誘致してくるかとか、どんなパーキングするのかというのが、これからの大きな課題であり、平成30年までの間に早く答えを出していかなければならないですので、今日は、そういったご意見などもいただけるかと思って来ています。こちらばかりが考えるのではなくて、地域としては、どういうまちづくりや地域づくりを思っているということがあれば教えていただきたいと思います。

(参加者) もし災害で、海辺の方で津波などで住宅や小学校が無くなった場合に、耕作放棄地などを一時的に利用して仮設住宅を建てられますし、大震災だと輸送の起点はこちらになると思うので、沿岸部の人を山の方へ移動させるのに良いのじゃないかと考えているので、今後、そういう利用ができればと思っています。こちらは、標高が高いので一時的な避難場所に出来ると思っています。

(市長) 今、現時点の計画の中では、公園などに仮設住宅を建てることになっていますが、実際に災害が起こった場合に、その後いろいろな中で暮らしていただくことにもなると思いますので、空き地や放棄地を利用できるかどうかということを、防災危機管理課といろいろな話の中で詰めさせていただきたいと思います。

(参加者) 今の話の中で、ひとつ質問がありますが、市長は発展という言い方をされました。ここに一番大きくのしかかってくるのは、農地の問題です。基本的にここの土地はほとんどが農地ですので、工業的な発展を考えるのであれば、農地を外さないといけません。市は、その考えを持っていて発展を考えるのか、現状では全くさわれない状態ですので、非常にそのことがこの地域に住む人間の先々の、農業する者も農業は低迷しているので、ひょっとして市がそういうことを考えているのか、やっぱり農地なのかという部分が1点。
 もう一つ提案は、今後パーキングエリアができます。このことに対して、中日本にパーキングエリアの名称はどのように付けるのか聞いたら、当然そこの市町村の意向が非常に強い場合がある。その行政の要望だけで決まるわけではないが、やはり地元の要望によって名前が付くという話でした。それなら、できれば椿という名前を残してほしい。具体的には鈴鹿椿パーキングエリアと付けて欲しい。というのは、現時点では椿小学校や椿地区市民センターとか、椿という名称は残りますが、椿大神社に来られた方、特に県外から来た人は、椿は四日市だと思っている人が非常に多いです。お茶畑が多いですから、ここは水沢ですかと言われます。ですから、ここに鈴鹿の椿という名前が付けば、お茶どころの椿ということも、鈴鹿市だということもPRできます。どうも西の方に来ると、ここは四日市と言われる方がみえるので、鈴鹿椿パーキングという名前が付くと非常にいいなと思っています。

(市長) パーキングエリアの名前の件につきましては、最終的には、中日本高速道路が決めることですが、鈴鹿市としてはやはり皆さん方に親しみを持ってもらえるような、パーキングエリアの名称にしていただきたいと考えていますので、そういったご要望とか、こんな意見が出ていますと、これからしっかりお伝えしていきたいと思いますし、名称に鈴鹿や椿が付くことによって、いろいろな地域の観光資源や椿大神社さんへのイメージがつながるということも含めて、中日本さんとも話し合いをしていく際に、今後要望をあげていきたいと思います。この地域も含めて議会など、いろんなご意見が出てくると思いますので、その辺も大きく市民の皆さんの声を聞かせていただきながら、要望していきたいと思っています。
 供用する2、3年程前に名前が決定すると聞いていますので、それまでの間に、しっかりとお話をしていきたいと思いますし、今、本当に注目されているパーキングエリアですので、この地域の方もそうですが、他の地域の方からの声もあると思いますので、しっかり皆さんのご意見をうかがってご要望をさせていただきたいと思います。
 あと、工業地域については、仰っていただいたとおり、今のところ、ここは農業振興地域になっていますので、この状況の中で農業を工業にしようということは、今の段階では非常に難しいと申し上げなければならないと現時点では思っています。東海農政局を含めて農業の面からは、やはり農地を守っていきましょうということが大前提にありますので、今の市街地を増やさないということの中で、ずっと都市計画も進めています。ですので、この農地をいかに転換していくのかは難しい条件であると考えています。ですが、その中で例えば先ほど申し上げたように、高速道路が通ってパーキングエリアができて、道路整備ができて、これから県外のいろんな方が、ここの地域が輸送や物流に関して非常に素晴らしい地域だと言われるようになった場合に、都市マスタープランの中で変更をかけるのか条件を変えていくのかは、可能性がゼロかと言うと、ゼロでは無いと思っています。ですから、工業地域が出来るかと言えば、それはイエスとは言えませんが、方法はこれからいろんな都市計画の担当とも話をしながら、いろいろな方法がこれから考えていく中で、可能性はゼロでは無いと思っていますし、ゼロにしてはならないと思っていますので、先ほど、発展というように言わせていただきました。
 実際に、この地域をどのように転換していくかという事は、ますます中日本や県も入れて考えていこうと言っていますので、その状況の中でいかに農地をどのようにしていくかという中で、今の状況では難しいですが、その可能性を一緒になって追求していきたいと思っています。ですので、ゼロ%ではない、かと言って100%できるかと言えば、それは難しいので、その企業さんが、いかにここの地域が素晴らしい地域だという事を認めていただく中で、いろんなところから進出したいと要望がくると思います。そうした時に、立地をしていく中で、立地の条件を満たすようにマスタープランの変更などを考えなければならないと思います。

(参加者) その話し合いの中に地元というのは入れますか。

(市長) 入ってほしいと思っています。今はまだきちんとしたことができていませんが、都市計画や農業委員会などいろんなところにも入っていかないとと思いますが、勿論、どんな地域にするかは地元無くしてはそんな話はできませんので、地元の皆さんと、またここの地域だけではなくて隣りの地域もあります、西部地域もいろいろありますので、その中で話し合いをしていく会議を持たせていただきたいと考えています。そうでないと答えが出てこないと思いますので、地元の皆さんが外れるということは決してありませんので、そこで意見をお願いしたいと思います。
 「西部地域は新たな企業立地需要に対する受け皿と成りうる」と、鈴鹿市まちづくりビジョンの中に書いてありますし、その企業立地の需要に対するということは、先ほど申し上げたように、都市マスタープランの見直しの意向もあるということでご理解いただきたいと思います。

(参加者) ちょっとお話が大きくなるかもしれませんが、原子力発電が稼働しましたので、何かあったらこちらも影響があると思うのですが、市長はそういったことは反対ですか賛成ですか。三重県知事にも反対の声をあげてほしかったのですが、反対の声は聞こえてこなかったので。もうひとつ、※※※※さんも仰った災害が東の方であったらどうするのかという話ですが、私もずっと前から思っていましたが、大きな病院はみんな東の方で、もし何かがあった時に病院もないと、怪我人とかどうするのかと思います。やはり、学校併設でもいいので、こちらの方にも大きな病院があったらいいのにと個人的に思っています。こんな意見は駄目でしょうか。

(市長) ご意見やご提言に駄目なんてことは決してありませんし、非常に重要なご意見だと思います。 原発の話は、議会の中でも結構言われています。非常に難しい、慎重に考えていかなければならない問題だと私自身は考えています。勿論、今の社会の中では、これからずっと原発を進めていくべきではないと思っています。あんな人災だと言われるような事故が起こっていますので、そういう中では慎重に対応していかなければならない問題だと思っています。近い将来、国全体が、脱原発に向けて国民の皆さん方のそういった声を聞きながら動いていくとは思いますが、県外で稼働している原発を止めろとか、再稼働したら駄目だということは、私はそこの基礎自治体の長ではありませんので、いろいろな自治体の問題がある中で、今の私自身の立場で原発を止めてくださいということは言い難いところがありますし、それを言ったことに対して、私が責任を取れないという状況の中で、非常に難しい問題だと思っています。ただ、アンケート等々で、個人としてどうですかと聞かれれば、最初に申し上げたとおり、やはりこれから脱原発に向けて、自然エネルギーをいかに活用していくかということで動いていかなければならないと思います。ただ市長としては、もう少し慎重な対応が必要だと思います。大変曖昧な答えになってしまって申し訳ないですが、今の状況の中ではそれ以上のコメントは控えさせていただきたいと思います。
 病院の問題については、鈴鹿市には市民病院がありませんので、頑張っていただいている鈴鹿中央総合病院も厚生連の病院ですし、もう一方で回生病院も頑張っていただいていますが民間の病院です。他にもすべて医師会の皆さんに応急診療所の中で、対応していただいていますが、今後、市民病院というのは、鈴鹿市の今の財政状況の中では、非常に厳しいと思っていますし、市民病院を持たないという中で、中央病院と回生病院に輪番体制で頑張っていただいているという状況ですので、市民病院がつくれるかと言えば、難しい問題だと思います。ただ、せっかくそういったご意見をいただいていますし、少しでも学校に隣接して医師会の中で意欲のある病院や他のところからこちらへ立地することも含めて、誘致活動というものもさせていただきたいと思います。
病院はあっても、実際、小児科が減ってきている状況ですので、個人で経営している先生方は沢山おみえですが、勤務医の小児科の先生が、7月から1人いなくなるという現状もありますので、お医者さんも確保することが先だと思います。お医者さんを確保する中で、こちらの方にも病院のシステムをぜひ、医師会の中で考えていただきたいとお話をしたいと思います。あと、診療所もどうしても神戸の方にありますので、その中でこういうご提言があって、市の方もお医者さんを確保していく中で、病院や診療所について考えていかなければならないと思います。現状を含めて、保健福祉部や、医師会の方ともタイアップしていきたいと思います。本当に鈴鹿の小児科の先生が減りつつあるという状況で、伊賀地域や南勢地域のように全くゼロではないですが、1人ずつ減ってきている状況です。このまま放っておくと、鈴鹿市も地域医療の崩壊が始まってくる可能性があるという状況ですので、鈴鹿市全体として小児科のお医者さんの確保もしていかないといけないし、産婦人科のお医者さんも確保していかないといけないので、オール鈴鹿をみた状況のなかでお医者さんを確保して、なお且つ拠点をどうするかということで、この地域の皆さん方の声もしっかり聞かせていただきたいと思います。今後一緒にやっていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

(参加者) 先ほどからお話が出ている西部地域を含めた鈴鹿市の発展ということで、農地のままでは企業誘致はできないという話が出ていましたが、鈴鹿市としては、ここにパーキングエリアとスマートインターができて物流の拠点や、ある意味工業化の方向に気持ちがいくと、農地を守るということは、相反することで、非常に難しいと思います。地元抜きでは話を進められないといことですが、地元の意見というのも、微妙に違って、農地だけを単純に守りたいと言う人と、ここへスマートインターを誘致するのに署名して中日本へ提出したけど、その時の考えと違って、もう少し違った発展をしたいと言う人もいます。
 市としては、まず税収が一番肝心だと思います。税収が無ければ何もできません。税収を上げるためだと、ここを農地のまま置いておくより、という考えが強いのか、それは地元と相談ですが、地元の意見というのもあるとは思いますが、市の方がまずこういうふうにしたいという肝心の一本の線を持っていないとなかなか難しいと思います。やはり将来に向けて、発展や病院の問題などもあって、西部の方の発展と言うと、やはり農業でいくよりはそれ以外の方向のほうがいいと思いますが、どうですか。

(市長) 仰られるとおりだと思います。地域の中でも皆さんいろいろ考えを持ってみえると思います。例えば、後継者がいらっしゃる農業されている方は、やはり開発してほしくない、農地を残して欲しいという方もたくさんみえると思います。かと言って、だんだん過疎化も進んできて地域の中の人口が減っても困る、それならば、多少の農地を減らしてでも、家を建てたり、あるいは、商業立地をしたり、次の展開を考えている方もたくさんおみえだと思います。
 税収は、非常に鈴鹿市にとっては大事ですし、それを見込めるいろいろなポテンシャルを持った地域にここはなりつつあると、私自身は思っています。ですから、この地域になぜ、皆さん方と一緒にパーキングエリアとスマートインターを誘致をするのか。高速道路ができて、農地だけでいいよということであればスマートインターは要らないんです。新名神で通り抜けていただいたら良いわけです。でもそれでは、鈴鹿の発展につながらないということで、皆さん方にご協力をいただいていると思っていますので、やはり、その中にも守っていかなければならない農地と、そうではなくても発展するために協力していただく、そのバランスをどうとっていくかという中で、地域の皆さん方と意見交換が必要だと思います。一本線ということについて、思いはありますが、非常に難しいマスタープランの中の課題を変えていかなければならないこともあります。ただ平成30年までの間に、絶対完成はしないと思います。今、平成24年ですから、あと6年の間に、ここの農地をつぶして工業地域にするなんてことは不可能な話だと思います。同時に日一日それぞれの農家さんの事情も変わってくると思いますので、そういう中で、しっかり話し合いを進めていく中で、いかに農地と工業と商業とのバランスをとっていくのかということが大事だと思います。その中で一番ポテンシャルを持っているのが、この地域であると鈴鹿市は思っています。そのために一生懸命誘致活動もしていこうと思っています。地域によってもいろんな話があると思うので、ただ、それは最初に申し上げたとおり、ゼロではないということの中で、皆さん方とお話し合いを進めていきたいと思います。

【新名神スマートインターチェンジについて】
(参加者) パーキングを誘致したもう一つの条件は、スマートインターを付けてくれなければ、パーキングはいらないというような形で陳情しました。いろんな考えがあってのことだと思いますが、もちろん、市が、後押しをしたということで、あえて四日市ではなく鈴鹿ということで、場所的にはここしかないと思います。おそらく陳情してもしなくてもここにできていたと思いますが、市がそうやって後押しをしたということは、その時点で、商業、工業と将来的に発展させていこうと大筋があると思います。私は農業を考える会のメンバーですので、農業を守る会ではなく、考える会としての立場として思います。いずれにしても発展していってほしいということは、椿地区の方皆が思っているので、市長さんが言われたような、そのバランスというのは非常に難しいと思いますが、そういう誘致がかなりたくさんあるということなら、そういう話の方向にも持っていく道も一つかと思います。

(市長) 当時、鈴鹿のパーキングエリアと一緒にスマートインターチェンジを付ける話をしていただいて、鈴鹿より四日市の方がかなり進んでいまして、最後まで四日市と引っ張り合いをしていた経緯がありましたが、この地域の皆さん方がやはりここに欲しいし、ここで乗り降りできるスマートインターチェンジが欲しいというようなご要望をいただいたので、それで国に働きをかけて、四日市から取ってしまったというのが正直なところです。四日市の市長には随分言われました。というのは、菰野から亀山までパーキングエリアが無いので、四日市も鈴鹿も欲しかったのですが、中日本さんから2つも要らないという状況があり、皆さんのご努力の結果、そのスマートインターチェンジにつながったと思っていますし、あと、農業体験施設とか耕作放棄地などの土地利用の仕方がたくさんあると思うので、本当にその辺は、工業だけで発展するのではなく、国の農地を守りましょうという方向性もありますので、バランスを考えながら一生懸命やっていきたいと思います。

(参加者) 土地のポテンシャルの中で、前からすごく思っているのは、全国にいろんなパーキングエリアやスマートインターがあって、インターができると工業がやってくるとよく言われますが、ここにはやはり観光というポテンシャルがものすごく高いと思っています。鈴鹿市の中で一番観光客が多いのが、鈴鹿サーキットであり、次に椿大神社です。この「椿の農業と地域を考える会」を4年前に立ち上げた時に、その部分をもうちょっと見ていこうということで、椿市というのが始めで縁結び市というものを開催しています。地元の方と農業の関わりを持っていこうということから、椿大社の前で県外の方ともふれ合って縁結びをしていこうということで始めました。農業も今、6次産業化と言われていますが、その部分も注目して、できることがあるのかということが、ひとつのテーマとして持っていると思っています。

(参加者) スマートインターというのは、この地域にとっても大きな資源になりますし、鈴鹿市にとっても、椿にとっても大きな資源です。やはり農地は守らないといけないので、ここにレストランがあってもいいのか、アミューズ施設があってもいいのかとか、いろんな施設のことが思い浮かびます。地元にも、この地域のまちづくり協議会がありますが、それも市でお世話になって補助金もいただいています。それも併せてずっと長く続くように、途切れないようにしていただきたいというのが一つと、もう一つ、現在、椿は、どんどん子どもたちが減っています。小学校も減りつつあります。このままでいくと、ちょっとまずいと思います。もう少し発展していくためには、人口も必要だと思いますし、例えば、インターのあるまちのモデル地域に指定してもらって、多少、そういった施設を誘致しやすいように働き掛けていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。

(市長) 子どもさんが減ってきているのは痛切に感じています。人口が減ると、それだけ地域コミュニティーが成り立っていかない状況ですので、そういったご提案や心配はたくさんあると思いますので、子どもさんの人口誘導ができるかと言えば、それは難しいですが、なるべくこの地域の良さとか皆さん方が頑張ってみえることを含めて、先ほどからパーキングエリアが出来ると同時にどんなことができるのかというお話が出ていますので、こういったお話があった事は、持ち帰らせていただいてお話をさせていただきたいと思います。

【鈴鹿のブランド力と農業者へのサポートについて】
(参加者) 自分の仕事がままならないのに、地域のことをどうこう言うのはおこがましいと思うのですが、農産物にしてもこれからは特産品でもなかなか売れないと思っています。野菜は大事ですが、例えば、サーキットの土産の何々、椿大神社の土産の何々、というように、それに引っ張られていくように入っていくような原料でなんとか生産量を増やしていければ、農家も増えていくのかと僕自身は考えています。ですから、また何か思いついた時には協力してください。

(市長) ぜひ、協力させていただきたいと思います。

(参加者) 鈴鹿というところは、本当に農業が盛んでいろんな作物をしっかり作っていると思うのですが、かといって、これというブランド力が足りないのが現状です。例えば、お茶は京都にいくと宇治茶に化けたりしますし、漬物も売れ残ったものをいただいた時に、表示を見ると販売者製造者が神戸や京都と書いてあるときがあります。鈴鹿の農産物は、縁の下の力持ち的なところがあって、よそのブランドのしっかりしたところへ送られて、高く売ってもらえるようには思うのですが、私たち生産者としては、価格も安いというのが現状で、これはもっと頑張って、鈴鹿ブランドとして立ち上げてもらえるように皆で協力しなければいけないのかと思いますが、なかなか自分たちの力では微力なので、これから、市長さんや市のスタッフさんのご指導を仰ぎながら、鈴鹿へ来たらこれが食べられる、鈴鹿に行けばこんな美味しいものがあるというような、そんなものを作りあげていく事を希望しています。  先ほどの、※※※※さんのブルーベリーを今日初めて見せていただきましたが、とても大きくて美味しそうなので、※※※※さんみたいに元気な方が観光農園のようなものをどんどん作ってもらって、私たちもそこで協力させてもらうようになればいいなと思っています。

(参加者) 特産品の話ですが、耕作放棄で少子化も進んでいますので、後継者がいないのと、新規農業者の方が全国でもたくさんいるのですが、農業を始めてもサポートがないから続かないと言う方がすごく多いです。鈴鹿でも、農業をしたいと言っている人はいますが、土地が借りられない、サポートが無いから続けられないということがあるので、県の補助金の制度もありますが2〜3年しかもたないので、鈴鹿市からも新規農業者の方をサポートしていただきたいと思います。

(市長) まさに、今仰られるとおりだと思います。まず鈴鹿で弱いところはブランド力が弱いということが第一にあると思います。皆さん方にものすごくいいものを作っていただいて、他市にも県外にも負けない素晴らしい農産物を作っていただいていると思いますし、いつも鈴鹿のお茶は三重県でナンバー1だとお話をさせていただきますが、これだけ素晴らしいものを作っていただいているのに、出口が弱い、最後の販路がなかなか厳しいというのが課題にあると思います。今年度か来年度に、少し皆さん方の農産物に対して、アドバイザーや、システム作りやプロジェクトを組んで、やる気のある方のところには、どんどんそういうことを一緒にやっていこうと思います。
 今までも、そういうことに非常に優れている方たちが勝ってきている状況があると思います。鈴鹿の中でも野菜を作ってみえる方で、東京などにいろんな野菜を出している方もみえますし、お茶を使って鈴鹿抹茶のプロジェクトというものもしていただいていますので、少しずつは目が出てきているのですが、そのブランドをいかにこれから伸ばしていくかということと、あとますますやる気のある方がみえるのであれば、サポート体制をどう取っていくのかというのが、本当に課題だと思いますので、地産地消条例もできましたし、いろんな中でサポート体制をしていくべく、予算の面からもお話をしているところですので、そういったことをご提案させていただける状況にあるかと思います。
 県がやっているトラベルカフェという所で、そういったものを販売したり発信することもできると思いますので、その時には皆さんにもお知らせをして、できる限り一つずつ取り上げたいと思います。去年も物産協会と一緒にお茶の皆さん方に、東京のマスコミのメディア交流会に参加していただきました。やはり飲んでいただくと、鈴鹿のお茶は美味しいことを理解していただくのですが、こういう機会も今までは数少なかったので、そういう機会もこれからつくっていきたいと思います。
 あと新規農業者へのサポート体制は、鈴鹿市は非常に不十分だと思っていますので、今、頭を絞って原課のほうも、サポート体制はどんなことが一番いいのかと一生懸命考えています。最初だけではなくて、持続をして何年か継続的にサポートができる体制が一番望ましいと思いますし、ご支援をするに当たって、どういう課題があるのかということを聞き取りして教えていただいて、ひとつひとつクリアしていかなければならないと思うのと、それができた時に、最後に先ほどのブランド力をどう上げていくかというところにつながっていくので、その一連のサポート体制をしていくためにやっていかないといけないと思います。

(参加者) やはり新規の方を増やしていかないと、今、農業者は60代、70代、80代の方がされています。市の条例でも決まりましたが、今後、給食センターを建てる予定があって、やはりそこで地域の野菜を使うと言われていますが、農業者が減っていくと作物も集まらないと思います。やはり、60代、70代、80代の方だと、身体がきついから、それ程量が作れないと言われますので、JAさんを通して市の方に入れられると思うのですが、だから新たに新規の方を集めて市の地産地消につながるようにしていただきたいと思っています。

(参加者) 新規就農者に関しては、自分たちの会も支援しています。昨年、名古屋の方から若い男女がこちらで野菜作りを始めていますし、また奈良の方からも夫婦で鈴鹿の方でやりたいと言われ、空いている農地や家を探したりしています。地道で、なかなかうまく進まないですが、現実に名古屋の若い2人は野菜作りを始めています。

【獣害問題について】
(市長) 獣害のお話もあるかと思いますので、ぜひ、お話をいただきたいと思います。

(参加者) 獣害のことで、狩猟免許取得のサポートをしたりしていますが、山間部に隣接した区域というのは、耕作放棄地が増えてきているのが獣害が増えてきている理由の一つですが、獣害があるからそういった放棄地も出てきているということもあります。今、ハンターも少ないので、隣りの市町村からもやって来ます。四日市からも亀山からも来ます。最近、非常に数が増えています。それを獲るにも獲り切れない状態の中で、行政の方も獣害駆除のサポート等いろいろあるのですが、まだ、少し足りないところがあり、皆さん苦慮されています。今の時間帯、その辺りを車で走ってもらったら、鹿の1頭や2頭に出くわすと思います。運が悪ければ、車に激突というような状況ですので、市長の感想と、行政のこれからのますますのサポートをよろしくお願いしたいと思います。

(市長) 4、5年前は、他市の問題だと思っていましたが、それがだんだん亀山のほうから、鈴鹿川を鹿が泳いでいるとか、その鹿がこちらへどんどん来ているとか、集団を作って子どもを産んだというお話も聞いています。何よりも、畑に下りて行くと、やはり鹿の糞が一杯転がっている状況というのは、ひどい獣害だというのを実際に見ています。ただ、一番にはハンターが効果あるのですか。何が一番効果が出るのか教えていただきたい。

(参加者) 猟友会に入って、そちらでそういう研究や話に参加させてもらったりしていますが、鹿の場合は、捕獲することが一番数を減らす近道だと思います。猿の場合は、減らす事よりも追い払いに重点を置いたほうが良いと思います。でもそういうことをするには、やはり里山づくりが必要で、人と獣との住み分けの中間地域というものを整理しないとできないのかと思います。
 それと最近、椿で言えば、圧倒的に鹿が一番多いです。庄内の方へ行けば、猪や猿もあるかと思いますが、猿は、たまに顔を見る程度です。御幣川(おんべがわ)から来るのは、亀山、庄内の方から来ている猿です。猿には、電波発信機を付けてありますので、どこの群れが来ているのか情報は常に入ってくるので分かりますが、鹿の場合は、あちこち行きますので分からないですが、この辺りで見る鹿はこの辺りにいる鹿だと思います。とにかく青い葉っぱが付いているものは、何でもことごとく食べます。成り物で南瓜や茄子は、前は食べなかったですが、最近食べるようになってきました。茄子を食べる鹿は茄子をよく食べます。他の鹿はそんなに食べないです。南瓜を食べる鹿は、また別にいます。あと、最近お茶もよく食べるようになってきましたので、結構被害が増えているのが実情です。

(参加者) 山の方も鹿に荒らされて木の幹も食べられています。それで、木が枯れて山が崩れてきますので、そういったことも検討していただきたいです。

(市長) 皆さんよく分かっていらっしゃると思いますが、獣害問題というのが全国的に非常にクローズアップされている問題で、過去は特定の地域だけだった問題が、開発が進むと共に、いろいろな地域に出て来るようになりましたので、この当地域は当地域で考えていかなければなりません。 いろんな実態調査もしていただいていますので、データなどを聞かせていただく中で、これは鈴鹿だけでは到底難しいので、それぞれの各関連団体や自治体と、どの方法が一番合うのか検討していきます。今言われたように、この鹿にはこれが合うけど、この鹿には合わないとか、この動物には合うけど、この動物には合わないという、すごく細かい実態があると思いますし、どんどん相手も賢くなってきますので、何かその時に合うものを懸命に支援していかなければならないと思います。 猟友会の皆さんともそんな話をこれからしていかなければなりません。ハンターの皆さんも高齢化してきましたので、老体に鞭を打って射ちに行っていただいて、かなりご協力いただいている状況ですので、今後の課題の中に入れて、解決は非常に難しいですが、重要課題だと思っていますので、また状況を教えていただければと思います。

(参加者) 猟友会もいろんなことで活動していくとは思いますが、また農林の方とも相談させていただいて、我々の会でも何らかの手立てを打っていかなければならないと思いますので、ご相談に上がった際にはよろしくお願いします。

(市長) 猿にはセイロン瓜が効いていると聞いていますが、今、鈴鹿市で産学官連携でセイロン瓜プロジェクトを行っています。あの蛇のようなうねった形を猿が見ると寄ってこないようで、猿には少し効果が出ていると聞いています。ただ、鹿への効果は聞いていないので、鹿には難しいかもわかりません。

【地産地消のPRについて】
(参加者) 今まで、皆さんのご意見を聞いてきまして、私も同じような思いで質問事項を考えていましたが、ほとんど一緒のような内容です。私自身、子ども1人を抱える父子家庭で農業をしていますが、何分にも農家は朝が早く出て行くとか、そういったことで、作業性的には、私はサラリーマンを経験したことがありますので、8時間勤務というのがいいだろうと思いつつ農業をしています。 農家というのは、時間を言わない仕事で、太陽が昇ったら出て行き、太陽が沈むまでというのが農家です。先ほどからお話が出ているように、若い人達にどんどん来てほしいですが、本当にお金で言えないもの、動いてもお金にならないことが大半です。そういうところをいかに、先生方にも分かっていただいて説明していただけるのか。私たちも、収入よりも持ち出しの方が多いような仕事なので、これを今の子どもたちに、どうやって継いでもらおうかと考えると、今の仕事の後を継いでとは言えない状況です。 でも、今している仕事を、自分たちは誇りを持っていますので、鈴鹿市のお茶を全国にPRしていきたいと思っています。先日来、市長さんを含め、広報の方にいろいろなものを作っていただいて、宣伝をしていただいていることは、すごくありがたく感謝していますが、それにあわせて、私たちの農業を考える会で、ここから地産地消の商品をどんどん出して、知名度を上げていきたいと考えています。市のほうでもPR活動をお願いすることになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

(市長) 市役所でもお茶の振る舞いをしていただいた時に、非常に評判が良くて、もう一度してほしいとか、鈴鹿はこんなにお茶が有名だったのですかと言われる市民の方もみえましたので、ぜひ、市役所の1階のロビーで、お茶と何か他のもののPRもできると思いますので、第2回、第3回もお願いしたいと思います。この前、三重テレビで「ええじゃないか。」という番組に出させていただいて、お茶の宣伝もたくさんしてきました。あと、ガバナンスという雑誌の取材も来ていまして、その写真は椿地区のお茶畑の中で撮らせていただきました。
 常に鈴鹿は、これだけお茶があるということ、皆さん方に頑張っていただいているということを、あらゆるところでお話をさせていただいていますが、まだまだ足りない部分があるかもしれませんので、今後も常にお茶とか植木とか椎茸、ブルーベリーも作っていただいていますので、こういうものが鈴鹿にはたくさんあるということを、もっとPRしていきたいと思います。
 また2回、3回目、ぜひお茶の振る舞いもよろしくお願いします。その時には、横にブルーベリーを置いてもらえば、いろんなことが可能になるかと思いますので、そういった機会もつくっていきたいと思っています。

(参加者) ブランド力と言われましたが、いわゆる知名度を上げることももちろん大事ですし、鈴鹿をPRすることは大事ですが、若くて女性の市長さんというのは非常に珍しいので、できたらもっとメディアに出てほしいです。そういったところで、取り上げられることも、当然、鈴鹿市長としてのコメントが出る中では、農産物や企業や鈴鹿のPRを発信できるので、東国原さんや大阪市長のように出ろとは言いませんが、やはり広告塔なのでよろしくお願いします。

(市長) いただいたお話はすべて受けています。今度も東京の方で講演をしますが、そういった時には必ず地域の紹介の中で、お茶や植木のお話をしていて、椿地区ということも必ず言っています。

【震災について】
(参加者) 話が変わりますが、震災の時に東南海ももちろん心配ですが、市役所の本庁を心配しています。高層ですが1階でいろんな業務をされていますので、あそこは津波が来て水没する可能性がありませんか。

(市長) 今の状況の中では、水没する可能性はありません。

(生活安全部長) 4月に津波の浸水マップを各世帯に配らせていただいて、海寄りのほうについては2つに分けて大きな地図を配付して、それ以外の所については、海岸線が1枚になった地図を配付しました。あの地図を見ていただくと、国道23号、伊勢鉄道よりもずっと向こうで浸水の区域は終わっています。ただ白子から栄の方へいくと御薗の方まで川筋をのぼっていきますので、随分深く来ますが、市役所のある所は、標高10m程ありますので、全く浸水の心配は無いです。

(参加者) ハザードマップが確実に100%大丈夫ですか。想定外の津波というものが、市役所は高層ですので、もし万が一にも1階部分が機能しなくなった場合に、データも失われるので、そのためにも1階部分だけでも水に浸かることを想定して、上層階にすぐに移れるような体制、もしもの時は市役所が拠点になると思うので、その辺は、津波がこないから大丈夫ということではなく、そこまで想定していた方がいいと思います。

(市長) 今、仰られたとおり、万が一ということも可能性としてはゼロではありませんので、そういった時のバックアップ体制というものは、しっかりとらせていただいています。
 また、防災危機管理課を4月から立ち上げて、どういうことが大切かとか、どういうデータだけはここにきちんと保管しておかなければいけないとか、もちろんそれぞれの地域の備蓄などを見直しています。今言われたのは、市役所が止まってしまったら市民生活が全部止まってしまうという話だと思いますが、それについての対応は、十分に危機管理の対応はしていますので、益々、充実をさせていきたいと思います。津波については、伊勢湾は内海ですので、外湾よりは少ないと言われていますが、自助共助公助の中で、最終的には市役所もどういう体制を取っていかなければならないかという問題がありますので、再度、防災危機管理課に話をさせていただいて、万が一のないように対応させていただきたいと思います。

(生活安全部長) こちらの地域は津波に関しては大丈夫だと思いますが、大雨が降った時に土砂災害については少し危険区域になっていると思いますので、そういう意味で、今年度中に、スピーカーを付けて情報を流せるようなものを建てていこうと考えていますので、多分年末頃になれば、支柱がいくつか建ってくると思いますので、情報をいつも聞いていただいて、何かあったら避難していただくことを心掛けていただきたいと思います。

(市長) 緊急防災システムの中で同報無線の施設整備を24年度中に行いますので、来年3月31日までに、市内90カ所に支柱を建てて、テスト放送もしますので、できる限り皆さん方に協力いただいて、その際に、何かあったら地区市民センターを通じてでも結構ですので、ご意見をいただければと思います。

(参加者) 市長にお願いすることではないかもしれませんが、よく電気屋へ行くと光ケーブルを引きませんか、という宣伝をしています。お願いしようと思っても「(電話局番)371局は無理です」と言われます。これは、NTTも中部電力も同じですが、人口が少ないからと言われます。コミュファ光ですごく安くなるとか非常に市民生活に不公平があると思います。CNSも、やっと数年前にきていただいたのですが、非常に不公平があるので、行政のほうからNTTや中部電力にお願いしていただきたいです。

(市長) また機会があれば、お伝えさせていただきたいと思います。ただ、今回建てる防災無線は、申し訳ないですが光ファイバーまでには至りませんので、最低限の緊急の皆さん方へのお知らせをさせていただくものですので、よろしくお願いします。
 10分前になりましたので、最後に一言これだけは言いたいという方がみえましたらぜひどうぞよろしくお願いします。

【AED問題とインフラ整備について】
(参加者) この辺りが発展していくには、東の方の人にも西へ来てもらわないといけない。東の方は、鈴鹿インターへ走るよりも国道23号へ走る方が早い、なぜかと言うと、西のほうは混んでインターに行くまでに時間が掛かってしまう。橋もすべて渋滞なので、なんとか縦の道を造ってもらうと鈴鹿市の東と西が一つになると思います。何とかそういうアクセスの問題をお願いします。

(参加者) 先ほどから防災の話が出ていますが、できればのお願いですが、この地区は、日中は若い人が仕事に出ているので、年配の方が結構多いです。心臓発作が起こる可能性が高いです、都市部よりも多い所だと考えています。ですから、公民館にAEDを置いてあっても土・日曜日だと公民館は開いてないので、民間のどこかでいいので、各町にひとつくらいはAEDを置かせてもらうといいのじゃないのかと思います。それとその設置の密度が、人口割りで一つ置いてあるのかどうか分かりませんが、山手の方は意外と少ないです。できれば、行政の力でそこら辺、もう少し増やしていただければ、皆さん安心できるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。

(市長) 最初に消防署の方で整備をさせていただきましたが、非常に重要なものであり、あのAEDを使うことにより助かる命もたくさんありますので、当地域だけではなくて、去年、このミーティングで他の地域でもAEDのお話は出ていました。もう少し、使い易いような所にAEDを配置してほしいとか、例えば持ち回りでもいいから、活動する時にはボランティアにも貸し出しをしてほしいとか、AEDについては、いろんなご提案やお話があります。数を増やすというのもひとつの方法ですが、それ以外にも方法があると思いますので、使っていただき易い場所をご相談させていただく中で、ご提案いただいたとおり頑張っていきたいと思います。
 インフラ整備の方も、本当に鈴鹿市じゅうの問題になっていますので、せっかくあるインターに行くまでの渋滞が非常にすごいということは聞いていますし、せっかく高速に乗っても、高速の上でも渋滞している状況ですので、だんだんゴルフのお客さんも鈴鹿でしていただけなくなってきました。四日市のジャンクションが全国ナンバーワンの渋滞地域になってしまいまして、岡崎の方が暫定3車線になって緩和したのですが、四日市から鈴鹿に向かって行く方は、暫定的な3車線になっていませんので、今、工事を進めていただいています。ただ、元々2車線しか考えていなかった所を3車線にすると、走行スピードに規制がかかったり、いろいろなことで事故が出る可能性もありますので、そのような周知も含めて道路部局と県や国と協力しながら進めています。県にインフラ整備の協力のお願いに伺わせていただいていますし、市でできるところは速やかにやらせていただきたいと思います。頑張らせていただきますので、ぜひ、地元の皆さん方の声もしっかりあげていただくように、今後ともよろしくお願いします。
 今日は、本当に貴重なご意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。真剣に皆さん方のまちづくりに対して、あるいは農業に対しての思いというものを、今まで以上にこういった形で聞かせていただいて、新しく発見させていただいた事とか、教えていただいた事が今日はたくさんありました。最初は、皆さんお話いただけないかと思ったら、マイクを取り合いしていただくほど皆さん方に話していただいた、こんな鈴鹿(まち)づくりミーティングは、なかなか無かったと思いますので、今日のこの時間というものは、非常に有意義な時間だったと思います。 この地域のまちづくりや農業やブランド化について、たくさんお話をいただきましたので、しっかりと早い段階で、お答えが出るものは答えを出していきたい、ご協力いただくところはご協力いただくと考えていますので、今後ともますます、皆さん方のご協力やご尽力をいただきたいと思います。

※この会議録は、要約しています。