鈴鹿市環境審議会

第9回 鈴鹿市環境審議会議事録概要


ここから本文です。

1.開催日時

 平成12年1月19日 午後2〜5時

2.開催場所

 神戸コミュニティーセンター

3.出席者

会長熊田三郎
副会長林佳代子
委員杉野淳子,寺井和子,井田輝門,大門俊宏

4.議事の概要

事務局
 (素案について)
 1月18日議員懇談会で素案の報告を行い,各議員から意見を聞いた。市民に対しても2月6日から16日まで生活環境課窓口,出張所で縦覧する。縦覧でいただいた意見などをもとに2月中に改訂し,3月23日の議員懇談会へ報告,その後印刷し5月に市民に配布する予定で進めたい。
(今日の内容について)
・素案の最終的な内容確認
・2月中旬の審議会答申に向けた意見

熊田 会長
 (あいさつ)
 今まではひとくぎりごとに検討してきたが,ひとまとめになった形の「素案」を通読して,改めて気づいた点があれば意見をいただきたい。

事務局
 (議員懇談会での議員からの意見と事務局の回答についての概要説明)
 伊藤議員の意見について。素案の「行政の行動」のところが市民や事業者についての行動に比べると内容が弱いとの指摘を受けた。
 これに対して,現在担当部署と細かい部分の調整をしているところで,13年度の早い時期に実行計画をまとめたいと回答した。実行計画は施策の細部についての資料を活用しながら議論検討していく。すでに各課に素案と資料類は配布している。

 山本議員の意見について。素案の「新エネルギーの利用促進」の項で事業所の取組みへの支援をするとなっているが,個人に対してはどうなのかとの指摘を受けた。
 これに対し,加筆して,個人に対しても支援していくよう検討していくと回答した。

 小島議員の意見について。施策の内容で「こころの目標」というのが漠然としてわかりにくいとの指摘を受けた。
 これに対して,「こころの目標」は鈴鹿独自の捉え方であり,極力わかりやすくするよう検討していくと回答した。

 中村議員の意見について。アンケートの回収率が低く,データとして使えないのではないかとの指摘を受けた。
 これに対して,アンケート結果は参考資料の1つとして扱っており,回収率をそのまま掲載していると回答した。

 石田議員の意見について。できることから実行していくことが大切であるという意味から,平成13年度に実行する目玉になるような施策について質問を受けた。
 これに対しては,継続事業の充実と拡大の方向で進めると回答した。現在予算折衝中で裏付けがないため明言はできなかった。

 竹口議員の意見について。鈴鹿市のISO14001認証取得への積極的な取り組みが必要であるとの指摘を受けた。
 これに対しては,ISOについての情報収集は鋭意行っているが,他市町でもISO認証取得への取り組みが進められており,研究を進めていくと回答した。

井田 委員
 ISO認証取得への取り組みを進めれば,目玉になる施策ということにならないか。

大門 委員
 以前この審議会でもISO認証取得について話題になっており,そのとき,事務局からは新庁舎の進捗にあわせて進めるということで前向きな発言が出なかった。また一色委員からISOに頼らず鈴鹿市独自の環境基準を作り運用していくという手法について提案があったが,これについても市からの回答はない。他市町と比べて遅れそうだから進めていこうかという市の姿勢にポリシーが感じられない。

事務局
 庁内では平成9年からエコオフィス運動を展開している。

大門 委員
 部分的なことでなく,我々の提案についての回答を公式にしてほしい。
 市,市のトップの姿勢をはっきり示してほしい。
 例えば「検討します」という表現は,今までの実績では「これはできません」という意味であり,抽象的なままで終わらせようとしている文章が多い。それに比べて四日市市の環境に関するホームページはわかりやすいものになっている。ISO云々の話ではなく,市のポリシー,トップの考え方の違いが表れているのではないか。
 はっきりした姿勢がないから市のリーダシップが弱いものになる。今後協働で取り組みを進めていくとしても,立ち上げには市のリーダーシップが不可欠である。前回の審議会で,法律にないことはできないという発言があったが理解できない。
 今まで審議会で提案してきたビオトープの目標,生物指標,環境会計システムが抜けている。
 実行計画に盛り込んでいく具体的施策が資料の中では扱われているが,できる限り素案に盛り込んでいくように検討してほしい。

杉野 委員
 市のトップの姿勢というのは,むしろ市民の現状を認識してニーズを引き上げて,意思決定することであり,実際に動くのが市の職員だと認識している。

林委員
 市長一人で行政がやっていることをすべて把握して進めていくのは無理である。
 ISOについては,これさえ取れば大丈夫というものでもないし,ISOという物差しがないと行政が動けないというのも残念だと思う。現実は県や他市町の動向,予算とのかねあい,いろんなところからの意見などによって自分たちがどうしていくのか決めているのだと思う。
 今までの行政のリーダーシップのあり方では環境問題に太刀打ちできない。今後の指針を明確にしていってほしいが,それは大勢の市民の後押しがあって,トップが取り入れて,実行していくという姿であってほしい。

井田 委員
 基本的に林委員の意見に賛成である。
 ISOについては,この審議会だけでなくいろんな場で声が挙がっていても,考えていなかったということが気になる。
 ISOをまず取得しようとするところから始めて,意識啓発を行い,事業所などにその意識が波及していくことを考えると,効果は大きい。

熊田 会長
 ISOの力を借りないと,これからの市民参加や庁内の意識改革ができないというのは,市長のリーダーシップのなさを物語っている。

大門 委員
 環境問題について,まだ認識が甘いのではないか。

井田 委員
 鈴鹿市の基本的な姿勢としては,ビリにもトップにもなりたくない,まわりの動向を見ながら動くということで,これが鈴鹿市の特徴ともいえるかも知れない。
 我々ができることとしては,答申の中にISOもしくはそれと同等のものを取りましょうと盛り込むことだと思う。

大門 委員
 ポリシーの感じられない市の姿勢は何とかしてほしい。

熊田 会長
 一貫性がない。他の市が取るから鈴鹿市も取るというのはおかしい。

事務局
 今のところ素案の中にISOは盛り込んでいないが,エコオフィスと並列して盛り込む方向で検討している。

林委員
 PDCAサイクルは行政にはなじみにくい。だからISOをまず取得してしまって,変わらざる得ない状況に持ち込んでしまうという考え方もある。要は行政マンの意識の問題である。

井田 委員
 PDCAについては行政改革計画の中にあり,庁内でも動きは見られる。

 1/4ページ次のページへ