環境基準と調査結果

●●●[環境基準]水質


水質の環境基準
 水質汚濁に係る環境基準は、環境基本法第16条第1項により「人の健康を保護し、及び生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準」として定められており、人の健康の保護に関する環境基準(健康項目)と生活環境の保全に関する環境基準(生活環境項目)の二つがあります。
 健康項目については、公共用水域一律に定められており、生活環境項目については、河川ごとに利用目的に応じた水域類型(三重県が指定する)を設けてそれぞれの基準値を定めています。

表1 人の健康の保護に関する環境基準
項目 カドミウム 全シアン 六価
クロム
砒素 総水銀 アルキル
水銀
PCB 四塩化炭素


0.003
mg/l
以下
検出
されない
こと
0.01
mg/l
以下
0.05
mg/l
以下
0.01
mg/l
以下
0.0005
mg/l
以下
検出
されない
こと
検出
されない
こと
0.002
mg/l
以下

項目 ジクロロメタン 1,2-ジクロロエタン 1,1-ジクロロエチレン シス-1,2-ジクロロエチレン 1,1,1-トリクロロエタン 1,1,2-トリクロロエタン トリクロロエチレン テトラクロロエチレン 1,3-ジクロロプロペン


0.02
mg/l
以下
0.004
mg/l
以下
0.1
mg/l
以下
0.04
mg/l
以下
1
mg/l
以下
0.006
mg/l
以下
0.03
mg/l
以下
0.01
mg/l
以下
0.002
mg/l
以下

項目 チウラム シマジン チオベンカルブ ベンゼン セレン 硝酸性窒素
及び
亜硝酸性窒素
ふっ素 ほう素 1,4-
ジオキサン


0.006
mg/l
以下
0.003
mg/l
以下
0.02
mg/l
以下
0.01
mg/l
以下
0.01
mg/l
以下
10
mg/l
以下
0.8
mg/l
以下
1
mg/l
以下
0.05
mg/l
以下

河川(湖沼を除く)の環境保全に関する環境基準
項目

種類
利用目的の
適応性
基 準 値
水素イオン
濃度
(PH)
生物化学的
酸素要求量
(BOD)
浮遊物質量
(SS)
溶存酸素量
(DO)
大腸菌群数
AA 水道1級
自然環境保全及び
A以下の欄に掲げるもの
6.5以上

8.5以下
1mg/l
以下
25mg/l
以下
7.5mg/l
以上
50mpn
/100ml以下
水道2級・水産1級
水浴及びB以下の
欄に掲げるもの
6.5以上

8.5以下
2mg/l
以下
25mg/l
以下
7.5mg/l
以上
1,000mpn
/100ml以下
水道3級
水産2級及びC以下の
欄に掲げるもの
6.5以上

8.5以下
3mg/l
以下
25mg/l
以下
5mg/l
以上
5,000mpn
/100ml以下
水産3級
工業用水1級及び
D以下の欄に掲げるもの
6.5以上

8.5以下
5mg/l
以下
50mg/l
以下
5mg/l
以上
工業用水2級
農業用水及び
Eの欄に掲げるもの
6.0以上

8.5以下
8mg/l
以下
100mg/l
以下
2mg/l
以上
工業用水3級
環境保全
6.0以上

8.5以下
10mg/l
以下
ごみ等の浮
遊が認めら
れないこと
2mg/l
以上
(注) 1. 自然環境保全 自然探勝等の環境保全
  2. 水道1級 ろ過等による簡易な浄水操作を行うもの
    水道2級 沈殿ろ過等による通常の浄水操作を行うもの
    水道3級 前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの
  3. 水産1級 ヤマメ、イワナ等貧腐水性水域の水産生物用ならびに水産2級
及び水産3級の水産生物用
    水産2級 サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用
及び水産3級の水産生物用
    水産3級 コイ、フナ等、β-中腐水性水域の水産生物用
  4. 工業用水1級 沈殿等による通常の浄水操作を行うもの
    工業用水2級 薬品注入等による高度の浄水操作を行うもの
    工業用水3級 特殊な浄水操作を行うもの
  5. 環境保全 国民の日常生活(沿岸の遊歩等を含む)において不快感を
生じない限度


表3 鈴鹿市の河川と環境基準の適用類型
適用類型 河川名 基準点
環境基準AA類型 安楽川 和泉橋
鈴鹿川 鈴国橋
環境基準A類型 鈴鹿川 高岡橋
環境基準B類型 中の川 木鎌橋
環境基準C類型 金沢川 千代崎樋門
類型指定なし そのほかの河川

※詳しい適用類型につきましては、以下の三重県のホームページをご覧ください。

三重県水質汚濁に係る環境基準の水質類型の指定一覧表