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伊勢形紙
伊勢形紙は、友禅やゆかた、小紋などの柄や文様を着物の生地に染めるのに用いる伝統的工芸用具です。その歴史は古く、室町時代には使われていたと推察されます。
和紙を柿渋で加工している形地紙に、彫刻刀で丹念に彫り抜いて作られますが、彫りの技工は、高度で熟練した技術と忍耐が要求されます。彫刻技法には表現する柄によって異なる錐彫り、道具彫り、突彫り、縞彫りの4種類があります。
また、形地紙技術で2人、彫刻技術で7人、デザイン技術で6人の合わせて15人が伝統工芸士に認定されています。現在、全国の99%を占める生産量で、京都、東京を中心に各地へ出荷しています。近年では、伊勢形紙は染色用具としてだけではなく、建具インテリアや美術工芸品としても注目を集めています。
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