防災レポート

三重県・鈴鹿市防災講演会「南海トラフ巨大地震に備える〜今、何をすべきか〜」

2013年12月19日(木)

 名古屋大学減災連携研究センター長であり、内閣府に設置された、「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の委員である福和伸夫教授を講師としてお招きし、平成25年度三重県・鈴鹿市防災講演会を開催しました。
会場となった鈴鹿市民会館には715名の方が来場し、熱心に耳を傾けておりました。

 講話では、現在の日本は利便性を求めるあまり、自然災害に弱い地域に多くの人が居住しており、このような現状の中で、近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震に対してどのように備えていくべきなのかをテーマにお話されました。
その中で、被害を減らすための具体的な対策として、まず自分の命を守るために家屋の耐震化や家具の転倒防止など、身近な部分の対策が減災への第一歩であり、その結果、早急な避難に繋がることを強調されていたのが印象的でした。
また、このような対策を実践しているかを職員に対しても質問することで、行政側にも求められる対応を考えさせられました。

 災害による被害を大幅に減少させるためには、行政も住民も災害対策に本気で取り組む必要があることを再確認し、家具固定の徹底など、身近な部分から確実に取り組んでいくことを決意させる講演会となったのではないでしょうか。